ますだいっこうのあと@ベルリン

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ポーランド旅3日目:アウシュヴィッツ・ビルケナウ[ベルリン2014]

ローカル列車
オシフィエンチム駅前
06:39クラクフ中央駅→08:20オシフィエンチム駅。ビジネスパークたらいう駅までは普通に朝の通勤電車だったけどその先は寒々しき車窓。到着後曇天下徒歩、何を勘違いしたのかアウシュヴィッツ博物館第2へ向かってしまった。ゲート建物と線路をかすかに朝もや残るなか眺められたのでよし。
ビルケナウ収容所・アウシュヴィッツ博物館第2
アウシュヴィッツ博物館第1の食堂
引き返し&別道を進みアウシュヴィッツ博物館第1に。10時まではツアー以外でも入場可ながら時間的に半端で、併設食堂でスープを啜ってぼんくら。若い日本人男女に声をかけられ次第に合流10時30分からの公式ガイド中谷剛さんによるツアーに参加。子供連れ家族含む10名以上なのでインカムをつけて巡る。第1はかなりの混雑で、特に建物内でいちいち立ち止まって見学できる余裕もないのが、正直なところなかなか慣れなかった。ひと通り巡ってからシャトルバスで第2へ移動、ここは広大な敷地跡で冷える冷える。こちらはインカムなしなので中谷さんに密着して説明を聞く。彼のガイドはホロコーストそのものや展示物の説明も要点をおさえたものだったと思うけど、さらに諸々の背景までしっかり解説してくれたのが有意義だった。いっけん視えづらい日本との接点や課題も、白黒つかないものの考え続けるべき点として何度も「悩ましい」という表現を使って語ってくれた。その過去と現在をつなぐ言葉は、展示「品」の物語る言葉と同じかそれ上の静かな熱量で届いてきて、それがこの見学で一番素晴らしい体験だった。中谷さん深謝合掌です!メモ:ナチスに賛成も反対もしなかった“傍観者”、コルベ神父、例えばアンネ・フランクナチスによる勝手なユダヤ人定義により対象とされた、若いユダヤ人の来訪グループ・イスラエス国旗を背負ってたり二人組が手をつなぐアーチをくぐっていったり、年々最高記録を更新する見学者数→現代ヨーロッパの課題を考えるに際しての歴史的手がかりだから。
アウシュヴィッツ博物館第2の貨車
何となく見学中会話を交わした、世界一周中の鹿児島出身イケメン男児イキくんが気になりつつも、直通バスには乗らず、市バス。料金支払いが分からず駅で降りる時払おうとしたら「いらんよ、いらんよ」とオジサン運転手に言われる、15:39オシフィエンチム→17:27クラクフ中央駅、やっぱりビジネルパークから混み近くになだれこんできた陽気にお喋りるするスペイン人男性群に和む。鉄道時刻検索
クラクフ駅裏口
トラム
ようやっと少し晴れきて駅前でトラム萌え後旧市街をぶらりぶらり南下し引き返し、ショッピングモールにあるフードコートで量り売りのポーランド料理で諸々を納得させる。
フードコート
ポーランド料理盛り合わせ