ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

歯科/ダグラス・クリンプ展/ポリレアリステン[ベルリン2014]

いきなり携帯に問題入電がぁ。14時歯科医、レントゲンはブースとかではなく診察室に普通に設置されて、装置の突起を咥えてつかまって撮影部がグルリ、驚いたのは瞬時にパソコンに取り込まれてること。ディスプレイの前に座ってヨッヘン先生がじっくり説明、ぐらついてる左下奥歯下は、すでに台東区歯科医さんにも言われてたとおり、土台の骨がえぐれてしまっててバクテリアの巣窟、さらにそやつらは心臓に悪さもする、残念ながら抜く以外方法ない、と図解込みで。一晩考えてみてと次回予約は取らずに終了、覚悟していたことなので近々抜歯に臨みます。
「ピクチャーズ、ビフォーアンドアフター ー エキジビジョン・フォー・ダグラス・クリンプ Pictures, Before and After - An Exhibition for Douglas Crimp」@ギャラリー・ブッフホルツ。みぞさんご紹介の、クリア理論などでも知られる批評家ダグラス・クリンプの70歳を記念したキュレート展示、記念画集もどうやら来年発行予定らしい。さほど大きくはないギャラリーの部屋を駆使し、いわゆるザ現代美術wから身体・クイア・AIDSアクティビズム・ダンスなどと幅広い34アーティストによる作品群と、ダグラスの軌跡を物語る雑誌など紙類資料などがギュギュッと並んでる。ホワイトハウスでの国家級婚礼という設定でドラァグさん多数参加で最終的にフリチン乱痴気騒ぎに至るThe Cockettes「Tricia's Wedding」をまじまじゲラゲラ視聴、デイヴィッド・ボイナロヴィッチ作品は「いつかこの子は…」と蟻&コイン写真作品。A4コピー11枚に及ぶ展示品リストで復習して再訪しよう。〈ダグラス・クリンプ展、入れ違いになった二人連れがAAブロンソン似の髭おやじwで、ああベルリンにもこの手のキャラがいてはるのね、と思って直後ゲイアプリを開いたらば、ご本人でしたーw〉、スタバでは最近ホットチョコレートを頼んでる、名前を言わなくちゃにまだ慣れないのだけど通じやすいので「イッコー、イカオーIko」にしてるw。
「ポリレアリステン Die Polyrealisten – offen für alle Altersgruppen」@シャウビューネ稽古場。劇場紙で募集を見つけたのがそもそもな、一般参加の演劇プロジェクト。条件なしなので独語力ダメもとで申し込んでみた。先週初回はエキストラで休んだので僕的初日、楽屋口で戸惑っていたら長身細身のツルツルくん助手のユストゥスがひろってくれる。参加者は30人くらい?歩き回り、自由な動き:4つの色から4つの感情から動物から、ネガティブな言葉を吐いて順番に撃ち殺されていく、即興ポーズでの絵面づくり、あたりはまあどうについていけた。けど全体の設定&流れを与えられてそれに沿って6グループに分かれてシーンづくりは、さすがに理解が追いつかずディスカッションも能わずで、台詞もその場で自前で考えるわけで、脳味噌沸騰機能低下、それでもどうにかこうにか、にかにか。他の参加者はどういう出自かわからんけど、何人かは同様なプロジェクト公演で見覚えがある顔だけど、みな芸達者というかクリエイティブであわあわする以前にひたすらの感嘆符。ひと月くらいいわばお試し期間があってそれからグループとして本格始動するようなことを演出ヴィブケが言ってたので、とりあえず出来ることをへらへらやっていこうと。帰り道、レアとクラウディオとちょっと話す。〈昨夜Sバーンでアジア顔のスーツリーマンが一人で近くに座ってた。鉄道メッセ絡み?組んだ足元が黒ソックス&生足10センチ見え、酒入ってたようで、路線図片手にウツラウツラ。彼が下車したリヒテンベルク手前駅まで横目邪目。なんというかある種の新鮮さがーwww〉