ますだいっこうのあと@ベルリン

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ミュンヘン旅/『Vom Teufel mit den drei goldenen Haaren』『アメリカ』[ベルリン2013]

七子さんレコメンドの普段着カフェBarer 61で朝カフェ淫。 Zieglerで買ったパン歩き食い。日曜朝の知らない街歩き。いわゆる中心部旧城内の壮麗建築ずっしずし、教会もいくつか、市庁舎のからくり時計偶然12時ぴたりに、クリスマスマルクトははびこるように、、旧城門をいくつかぷらぷら、ユダヤ博物館があったり、いわゆる左派の人物が殺された場所のガラスオブジェがあったり、期待の劇場カンティーナやってなくて、誤摩化し系しょっぱいスープなど。



『Vom Teufel mit den drei goldenen Haaren』。劇場上階の小さなスペースにて上演される子供向けクリスマススペシャル。七子さんの舞台美術プラン作品だ。当地で大学に学ぶ日本人女性マリコさんともども開場前に端っこに座る。間もなく親子連れがわらわら元気よく詰めかけてショースタート。グリム童話「金の毛が三本はえた悪」を、バンジョー演奏などまじえ客席対面式の中央で上演。アジア風仮面がかかった舞台で、至近距離での演技、『マクベス』で女装魔女なども演じていたおじさん俳優も登場した。けどぶっちゃけドイツ語台詞が理解しきれずストーリーは疑問符点滅いや点灯w、とはいえ微笑ましい雰囲気には好感。最後にタイアップ菓子会社からのクッキーが配られ幼稚園状態w。

ソワレまでの間に巨大な文化の殿堂ハウス・デア・クンストHaus der Kunstにていくつかある展示から「フェスティバル・オブ・インディペンデンツ」を。収穫とくにはなし。

開演間近劇場カフェでカフェ淫。

アメリAmerika』。カフカ作品をもとにコラージュした作品。アメリカ→エルビスという連想ゲームには苦笑、展開のもんじょくれもあったり、会話が聞き取りにくい場面があったり。最後に後退していってた正面パネルがバターン倒れ、白ネオンが視える図はノイマン風快感。

七子さんと合流し、中央駅界隈のちょっとラフな街角を少し歩き回って、トルコ料理安食堂に入ってみる。肉野菜炒めにライス、お茶などのセット的なもの、これが案外美味しかった。店のおじさんが東京に友人がいる云々と親日的に話しかけてきてくれたのもいい想い出。七子さん、またねありがとう!

ミュンヘン23時55分発・ベルリン7時15分着のMeinfernbus夜行バス・22ユーロ。出発30分前に着いたけど自由席だからもうちょい早めがよかったかも。満席で走りだす。もう寝られるはずはないのは想定内なのでうつらうつら程度。走行中は暗転するも休憩ポイントに着くと容赦なく蛍光灯がつく。途中うっすら雪化粧する街で立ちションベンや、警察による身分証チェックも。

Amerika from Münchner Kammerspiele on Vimeo.