ゆっくり起き、通り2本向こうのREWE経由、週末ムードな旧市街を道路標識と地図睨めっこ経由、フランクフルト現代美術館 Das MMK Museum fuer Moderne Kunst Frankfurt am Main。今日オープンな企画展があったので滞在2日目に来たんだけど、偶然最終土曜で無料、わお。昨日に続きヴォルフガング・ティルマンスの間、ボイスの大きめ物体作品、グレゴール・シュナイダーのインスタレーション：横たわる足だけが見えるドア周りをわざわざ造作したショールーム的なの、が予期せぬ出会いで胸躍る。敷地に従って三角形に展開するフロアや、階段・踊り場の構成が味わいある建物も地味にいい感じ。備忘録：Helio Oiticica、Franz West、Lothar Baumgarten/Frankfurt Letter。
近くの遺跡丸残し的な、ユダヤ人居住区博物館Museum Judengasseも覗く。隣接する墓地の壁にはナチスの犠牲となったユダヤ人の名前がびっしり並ぶ。旧市庁舎レーマー前広場も再訪、マンホール型をした、ハイネの「本を焼く者は、やがて人間も焼くようになる」が書かれたナチス焚書を記憶するモニュメントも見る。マイン川沿い日光浴、アイゼナー・シュテークの人だかり、食品市場クラインマルクトハレ、広場ごとに立つ市、玉ネギとベーコンの塩っぱめパイみたいな・ツビーベルクーヘンつまみ食い、ビオなパン屋の出店でヘーゼルナッツのパン、歩行者天国はそれこそお祭り騒ぎな人出。通りがかった書店で小説『ロシアン・ディスコ』。早めにホステルへ戻りあれこれメールなどするうち、土曜パスタパーティで、振る舞いのほぼ糖質のみをありがたーく晩飯に。
