ますだいっこうのあと@ベルリン

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車両連結なし直通運休振替乗継

ikkomasuda2013-01-18

大袈裟承知で5時起き。バスなら最寄り停留所から始発6:16で中央駅まで一本かつすぐとは知りつつも、どうも不安で、えんやこらキャリー引きUバーンSバーン。垂直移動が思ったほどシビアじゃなかったのは救いだったし、ヘヴイな教科書など本類をデイパックで背負うにしたのも正解。しっかし首都の中央駅にもかかわらず人けないなぁ。スターバックスでカフェ淫注入。底冷えホームでカード1枚書き結局地上出入口まで戻って投函。
12月にDBサイトから予約した切符:7:12ベルリン中央駅発・ICE1616・33号車座席番号61窓側乗車・8:53ハンブルク中央駅着、9:28発・ICE33・21号車座席番号51窓際乗車・14:14コペンハーゲン中央駅着、座席指定料2列車分込み63ユーロ。
トラブルその1:ハンブルク行きICEが短い編成で到着。予約した車両自体がないの!乗務員←通路にひっかるギリギリ豊満な女性、に尋ねても理由不明と。とにかく乗って空いてる席へ腰を下ろす。僕と同じ目に遭ったお客さんたちもいるからか満員、すぐ後ろの自動ドアは故障で開きっぱで肌寒い、などでどイライラ感若干漂う車内。「技術的な理由」で10分遅れハンブルク着。
そもそも乗り換え35分でそれもやや気になっていたが軽く安心。ホームも確認して通路目の前にあったスターバックスで再度カフェ淫注入。ベルリンより10セント高かったw。ホームへ降りるなり駅員さんから紙を渡される。
トラブルその2:予約した直通列車はキャンセル、別ルートへ振替かつ乗り継ぎが必要に。直通ルートだと列車ごと乗るフェリーが欠航にでもなったのかしら? 9:30ハンブルク中央駅発・EC386・12:51フレゼリシア着、13:09発・ICE132・15:18コペンハーゲン中央駅着。
別ホームに停車中のグレーの地味な3両編成がソレ。デンマーク車両で壁のイラストなどスカンジナビア内装。予約アリか頭上荷物置き部分の表示がイマイチわからないまま、4人がけテーブル付き席にだらんと陣取る。超にこやかで物腰柔らかな車掌さんが改札にきた。以下車窓はある意味寒々しいある意味北欧ファンタジーそのまんまのモノトーンな冬景色が続く。2等でもまるでグリーン車な座り心地に乗り鉄充&眠気。しかもずっと空いたままだった。車内販売は日本風?wでおばちゃんがカートを押してやってくる。Padborg駅に着く前の車内放送が「ようこそデンマーク」へと3カ国語で告げた。以後駅の標識や車両があたりまえだけどドイツとは違うものに。
列車はそのままユトランド半島を北上するオーフス駅行きなのでフレゼリシア駅で乗り換える。まるで“当駅始発”なガラっぷりで列車が来た。車内はすべて2人がけ式のちょっと狭めの座席。金曜午後の首都へ向かう上り便なので駅ごとに乗ってくる。オーデンセで「ここは予約席だ」と言われて移動させられ、直前の空き席に移ったけれど、背後の二人連れ男性客はやたらやかましく、前のほうじゃ学生風が通路でけん玉やって盛り上がってるわ、女子軍団はギャースカペーチャクチャだわ、しかも当たり前にデンマーク語だからまったく分からない言葉の渦という、想定してなかったストレス。両サイドが海の海峡を渡るルートの物珍しさを撮る余裕もない程度にメゲる。
やっとこさコペンハーゲン中央駅に着いた!えっらい寒い。ホームから外に出るまでも混雑。カート引きずり移動なのに、エレベーターは動いてないし、エスカレーターなんてないし。レンガ駅舎内のATMでデンマーククローネ引き出し。少し歩いて観光案内所で紙類や情報ピックアップ。荷物あるのでVesterport駅からNorreport(2文字めのoは/付き文字)駅までひと駅エストー(近郊電車)へ乗る。切符自販機は紙幣いっさいダメとか切符種類あり過ぎとかタッチ式機械の操作初めはわからんとか、“新しい街へ着いたばかり”のプチ試練←大袈裟、続く。
とはいえホテルは2年前と同じWindsorなので、同様に近隣ホステルでチェックインする頃には何とか平常心寄りね。「Today is specisal cold or normal cold?」って聞いたら「Special! Terrible!」との返事に少し救われる。〈ウェル寒波(カムパ)〉。
ホテル目の前の広場Israels pladsに以前はなかったガラス張り建築の屋内マーケット Torvehallerne KBHができていた。食いっぱぐれ注意報発令だったので、とにかくそこで温かいものをと、香辛料に耐えエビ&ムール貝入りタイカレーを汗だくで食べる。パンも買って、石畳の歩行者天国的ないわゆる中心街をほっつき歩き。19時過ぎで店がクローズしつつある時間帯だし、寒さは半端なかったし、2年前にも来ているし、にもかかわらず小一時間。北欧デザイン雑貨タイガー、スーパーNetto、スーベニールショップのフリースタイルな手つきの人魚像スノードーム、レンガ窓外から垣間見える大学図書館の書棚、古書カフェPaludanは結局チェックのみ。明日に向けてネットで情報集め珍しく時間の段取りも立てて早めに寝る。