ますだいっこうのあと@ベルリン

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劇場ツアー/『Conte d'Amour』

カイザー。洗濯。Walther König。大型アートブックショップなので通うたび新発見でけりがつかない。Coffein-Bar。
フォルクスビューネの劇場ツアー参加。オジサンの長広舌拝聴が主。観に来たことある者には特段珍しい場所には入れず。さあ地下へ!と移動途中最後尾グループとともにはぐれ見学しそこねる。いったん解散後再度となって改めて奈落へ。回り舞台の動くさまを乗って体験。さらにイレギュラーに学食ならぬ劇食・カンティーナで終わりとなったので、興味津々。俳優さんたちがビール飲む横のテーブルで、季節の味アスパラのクリームスープ。LPGビオマルクトで敏感肌用石鹸。
Institutet & Nya Rampen『Conte d'Amour』@Ballhaus Ost。予約・予習なしなので、ウェイティングリスト後入場。クッションのひな壇満席。
主な演技エリアのコンテナ室内は客席からは半透明シート越しにしかうかがえず、その2階部分にあるスクリーンへ、1固定映像、2手持ち映像で映し出されるビデオパフォーマンス。冒頭・途中とその2階部分の住人らしきのシーンがあるものの、彼が地下へ降りていくと…的な展開で、2時間を超える上演時間のほとんどは映像ごしに“芝居”を観ることになる。男4人、暴力、幼児退行、悪ふざけ、いじめ、女装、けだるい音楽&歌、叫び、脱ぎ、パンツ一枚のお尻アップ、真似でだけどアナルセックス、ぬいぐるみ人形姦、食べ散らかし、飲み散らかし、沈黙、倦怠、激昂、自らペシペシ叩いて腫れた肌……。見守る系の公演で、個人的にはポツドールとセルフ23を一時回想したりもした。女装というかロッキー・ホラー・ショー風味な彼が、「トゥルーカラー」や、思い出して歌えるんだけど曲名わからんあの曲!を倦怠度たっぷりに歌うさまはかなりいい味出しでした。コンセプト、解釈のいろいろはさておき、固唾を呑んで見守る時間をおもしろがれたという意味では当たりのショーだった。
WGへ帰ってリビングに入ると、カイとシュタニスの友達総勢約10人が顔を揃えてビール。そ、そんないきなりw。インスタントトマトスープを今夜は部屋で啜る。