ますだいっこうのあと@ベルリン

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州立歌劇場バレエ/ヴァイネライ

ikkomasuda2010-05-13

どうも休日らしい。『ドイツの最も美しい本2009』@クンストビブリオテク。ガラスケース内のみの展示。25booksメルマガで紹介されてた孤島の本が1位で関係ないくせ嬉しい。触れないのが残念。スターバックス。『現代アートビジネス』。トポグラフィ・オブ・テロル・ドキュメント・センターゲシュタポ本部だった場所にある歴史を語り継ぐ系のセンター。以前は建物レンガ跡に屋外展示されていたが、屋内施設が新オープン。グレー基調の見事に禁欲的な建物。みな熱心にパネルを読んでいた。流れでチェックポイント・チャーリなど改めて通ってみる。
WGのマヤと待ち合わせ。『Symphony of Sorrowful Songs』@ベルリン州立歌劇場。きらびやかさと香水の世界。いっちばん安い3階席だったが開演直前に2階へ移動。全景が見渡せる席にw。生と死とか輪廻といったあたりがテーマのバレエ作品。確認できないのだけどたぶんマラーホフ姐さんを筆頭に上半身脱ぎっぷりよく踊ってらっしゃいました。自転車に乗ってきてそれと絡んで踊るシーンなど、それなりにヘンな要素は配合されてたものの、遠くのほうでするする始まってするする終わったという印象も否めない。
マヤとプラプラ歩く。冷えるけど夕方の澄んだ空気。2つのドーム従えたコンツェルトハウスの立つジャンダーマン・マルクト、フリードリッヒシュトラッセ、ひと駅Sバーンに乗ってハッケシャー・マルクト、ローゼンターラー・プラッツ。知っている場所ばかりではあるけれど、目に入るものお互いのことなど話しながら歩くのは、気持ちが弾む。彼女のレコメンドでWeinereiへ。ずっと気になっていた秘密めいたカフェ。夜営業はまず入場料的に2ユーロ払って、あとはワインや簡単な食べ物など好きに飲食し、自主会計でガラス壺にお金を入れて帰る超おおらかシステム。コーヒーはなかったので僕は梅味レモネード。雑然と並んだソファやイスでリラックスしておしゃべりする人たち。こんなゆったりした空気は日本じゃまず味わえないだろうなぁ。WGのカイも友達とちょっと合流。トイレのある薄暗い地下にも席があった。マヤとは、こちらの超ブロークンな英語に辛抱強く付き合ってもらって、いっぱい話をした。ちょっとデート状態の、深謝合掌なかぎりの宵でした。