ますだいっこうのあと@ベルリン

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青森旅行2日目

盛岡駅前で松屋タリーズ。盛岡7:59→はやて95号→八戸→スーパー白鳥95号→青森9:54。特急車内アナウンス男声が親切丁寧で耳がくすぐったいほど。在来線特急自由席の人間模様が、ガラガラの新幹線よりおもしろかった。あと雪の降り具合はやはりトンネル過ぎると変わるね。駅からの路線バスは地方都市の市営ならでは。
青森県立美術館。ケンビ。『ラブラブショー』&冬のコレクション展。2館合同の企画展はこちらがメイン。立石大河亞の太線ネオンアート、岡崎京子伊藤隆介コラボのジオラマ→それを小型カメラで壁におっきくプロジェクション、あたりに興奮。常設展はシャガールのバレエ『アレコ』背景画が3面にドドーン並ぶホールがさすがの圧巻。奈良美智インスタレーションは金沢でも見た感じの小部屋モノ。ラフなスケッチとかがかえって引き/惹き込まれた。あおもり犬は、まあアハハね、末永くかわいがってもらってくだされ。その他一連の常設は「春を待つ祈り」がテーマ、かつ地元作家中心のラインナップで、土着的な匂いがよくもわるくも消えず。
にしてもこの美術館、建物自体はご立派みたいだけど、使い勝手はちょっと疑問。遺跡発掘現場からインスパイアされた設計だとかで、ギザギザな平面で、順路に従ってご鑑賞しないと迷ったり見落としたりする。さらに地下2階→地下1階と見て上がってきて、出るためには再度地下2階から専用エレベーターで上がらなければという動線が謎。ミュージアムショップ、カフェも建物的にはつながってるものの、いったん外に出なきゃならないし。カフェはドリンク500円とかだったのでパス。これまた微妙な存在のコミュニティーホールという実質?休憩室で自販機コーヒー。偏見込みだけれど、“県立”ならではの突っ込みどころありな美術館だった。
駅〜美術館のバスはどうも駅付近でコの字に走ってるようなので、手前の停留所で降りてみる。魚市場とかそんなエリアな古川や、メイン商店街・新町界隈歩き回る。ドトールで未読だった『Huge』。隣テーブルからご婦人方の青森弁横聞きで浴びる。「なりほん」こと成田本店、本店はメインストアじゃなくてブックストアの意味だった!で唐突に『きょうの猫村さん』4巻一気買い。ウィークリー翔ホテルチトセ。ホテルと考えるにはちとギリギリだが2000円でバス・トイレ付きの個室なら文句ありましぇーん。

盛岡駅
左が海峡くぐって函館まで行く@青森駅
あおもり犬。“館員への撮影依頼はご遠慮を”って貼り紙に苦笑
Brrrrrr
古川界隈