ますだいっこうのあと@ベルリン

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黒沢美香+齋藤徹『耳』

旅資格本校正。独和辞典。人身事故につき原宿駅で30分足止め。『それからはスープのことばかり考えて暮らした』車内読進。信州屋まいたけ天そば。劇場前で大木裕之さんとバッタリ。ドバイ経由インド撮影行き間近だそう。若い男子のエキスを吸収してか(笑)溌剌。
黒沢美香+齋藤徹『耳』@こまばアゴラ劇場。「起きたことはもとにもどせない」と題した黒沢美香&ダンサーズミニマルダンス計画の一夜。上手袖に佇んでる美香さんの、ボディスーツ風サイケ衣装、1971年デザイン!に気付いちゃった時点で、すでに魅惑の頭痛。アグレッシブなコントラバス奏者と美香さんが体格差約1.5:1なのも笑えた。どこか突き放してるようでいながら、ジャレ寄ってくる猫なときもある美香さん。スパークもすれば、ドンヨリもする。そんな一期一会を息潜め傍聴した感覚。おもしろがりやすい現代アート的確信犯性は今宵やや薄れ気味で、それゆえかナマ美香さんの“在”姿をいろんな意味で視られました。後ひく濃厚味に賛辞としてしめしめ感。