ますだいっこうのあと@ベルリン

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松江出雲鳥取旅行2日目

ビュッフェというより、朝ご飯お代わりどうぞご自由に、な家庭的こぢんまり加減のホテル朝食。

昨日歩いてない通りを経由したら、あちこちで気になってしまう。キッチンおかだで噛み応え系パン。
 
一畑電車松江しんじ湖温泉→川跡→出雲大社。「ようかん」って?と思えば字は「遥堪」だし、「みだみ」て回文じゃん、しかも字は「美談」だし、と気になる沿線駅名も。

えっと出雲大社はですね、なんか伊勢神宮みたいに遷宮とかやってるってのは知っていたのですが、具体的に本殿建て替えって認識してませんでした。あららー。灰色の覆いで巨大さをかろうじて実感。縁結び縁結びって……(苦笑)。

島根県立古代出雲歴史博物館。最新施設で案外おもしろかったかも。平安期の想定社殿とか、10分の1再現でも、誇らしげな高さ・スロープのありえんご立派さに、ビックリ。神話の舞台・稲佐の浜へ街並み抜けて。たどり着いたのは、…シーズン外れの海水浴場?
 
三種そば@そば処おくに。そのままニチョにいてもおかしくなさそうな兄チャン、って実は地方だとフツーにいる外見だよね坊主でちとゴツイ系って(笑)、が呼び込みやってた出雲蕎麦屋で昼飯。僕でも七段ぐらいは軽くいけそう。まあ観光地の名物料理、ってことで。

参道沿いから外れた街を徘徊。それこそ国鉄時代には京都や名古屋との列車が発着した旧大社線・大社駅舎。ブラック・イズ・ビューティの沈黙が、鳥居前町の今を代弁していた、かも。

一畑電車出雲大社→川跡→雲州平田。フリー乗車券だったので途中下車。
 
過去の面影を「木綿街道」として、プリーズ探訪な一画にある、醤油醸造所・岡茂一郎商店で、甘じょっぱな、しょうゆアイスクリーム。由来やら溜まり醤油試舐め(笑)やら。
 
雲州平田松江しんじ湖温泉。系列の松江ニューアーバンホテル3階展望浴場で宍道湖眺めつつ、いちおう温泉に浸かる。

チラシで知ったアルトスに行ってみる。ギャラリーみたいな、だけどどこか一息つけるような緩やかな空気のセレクト・ブックストア。店長氏と少しお話も。その帰り道、見どころ扱いの宍道湖夕景ほどではないにせよ、茜に染まった梅雨空も、ああありがたや。

アルトスを尋ねていくとき気づいたこと。松江って、少なくとも中心街には、「○○町○丁目○番」ていう縦長の表示板がまるでない。そもそも昔の住所のままなのかもしれない。

街徘徊にも疲れ、夕飯店に入り損ね、結局駅なかミスドでカフェ淫して、時に高校生ウォッチング(笑)。松江の旅タイムオーバー。
「フェンシング太田/うわぁ何人に増殖してん?エグザイル/婚カツメガネ男子/隆太隆太隆太ぁぁぁ/中国残留孤児/19歳ホームレス」あたりをテレビでザッピング。はい、寝れませんでした。