ますだいっこうのあと@ベルリン

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ベルリン旅行12日目

写真美術館Museum fuer Fotografie。2階への階段ロビーにニュートンの女性ヌード大型プリント5点、てか5人、が並んでお出迎え早速ガツン。企画展示『Newton - Nachtwey - La Chapelle: Men, War and Peace』は、構成そのものは各自のジャンルでただ並べてみましたーっぽいんだけど、それぞれすばらしいので見応えあり。ニュートンポートレート作品男性特集堪能。ミック・ジャガーの妖婉さがダントツ。寝たくなる。そんでもって頬紅口紅のラガーフェルドが微笑み、コールとシュレーダーが直立する。

ラシャペルはキッチュ&アイロニカルな色彩ダンスね。エミネムとかでも裸男作品にはしっかり食いついておく(笑)。意外とコートニー・ラブって好きなんだなと自分。昨夜の『Tod eines Praktikanten』にも出てたちょっとイカチー顔したネエちゃん観てるのはキライじゃなかったし。

美術館があるのはZoologischer Garten駅、動物園前駅ですね大阪なら(笑)、で旧西ベルリンの中心になるのかな。自分がベースにしている東側とは雰囲気違って近代的。てか観光客ゾロゾロな目抜き通りなのねクーダムとか。さがしもので右往左往するもどうもなじめず。デパートで有料トイレ初体験。オバチャンがパンかじりながら笑顔で“店番”なさってました。

Buecherbogen。レンガ積み高架下の芸術系書店。静かな店内はもう片っ端から立読みしたくなる画集写真集大集合。セクションごとにレンガアーチをくぐるのがまたたまらない空間。ヴォナロヴィッチ本もしっかり置いてあって脳内柏手。長居した。

ハッケシャー・マルクト駅下でカフェ淫&腰休憩し、自然食系、たぶんufafabrik系列、出店でブラウニー。

ギャラリーMurata & Friendsリベンジ。Maho Maeda作品は紙や石、草を墨絵のようなシンプルさ&絶妙さで配置したインスタレーション。元はボロボロだった建物を補修したとどこかで読んだギャラリーの、壁や床材のシミひび割れ微妙な色違いなどまで込みで2室の展示空間全体が作品のよう。ひんやりした時間が流れていて、絶句。横浜やベルリンの写真をプリントした5センチ四方ほどの展開図みたいなプラスチックボックスが一列に並ぶ、別アーティストの作品もすてきだった。おそらくはムラタ氏もいらしてちょっと知性系イケメン。

入口が狭めの隙間で茶室状態…

一時帰巣トラム往復。ハッケシャー・ホフ前でケバブ。ご近所より安いのは立ち食いだからかね。


カメレオンChamaeleonSoap』を観る。ヴァリエテっていうんだろうか。テーブル囲んで酒飲みながらショーを楽しむスタイル。最前列最上手端の安い席にて。

ぶっちゃけ裸の男を多少は拝めるでしょくらいでいったけど、まあそんな。バスタブ群舞に始まって、水濡れ着衣ソロ、チェーンやロープアクロバット、歌姫のたぶん替え歌?古典メドレー、ジャグリング、タップと盛りだくさん。ではあるけれどつなぎ・構成・演出がイマイチつめ甘しに視えました。キャバレーショーだからええんかな。動体腹筋5サンプルしっかり網膜に焼き付けて25ユーロなら文句は特にありましぇん。

部屋の色調可変式(笑)照明