障子の外側にある遮光ブラインドをおろさなかったせいで、結局6時くらいには目覚めてしまったけれども、オーガニックコットンのリネンはやっぱり気持ちよくって、当たり前なことに新宿区四畳半とは明らかに違うまどろみの朝。
2階のこじんまりしたレストランで朝飯。牛蒡人参キャベツの入った薄味のお澄ましが大振りの汁碗で中央に、左手に小振りな御飯、正面にポテトサラダ、春菊のお浸し、蒟蒻の味噌ナッツ和えがのった雲形の皿、右手におぼろ豆腐、台形の白木板に並べられる。それとヨーグルト。さりげなくどの食器も素敵で見とれてしまう。もちろん味は穏やかに薄めだし、春菊なんかはよくある意地悪さがない滋味で素直においしい。無駄なBGMもテレビもない静かな朝をハルくんと並んで噛み締める。満腹じゃなくて満足の漂う、記憶に残る朝飯、ごちそうさまでした。ささやかな気分転換ほぼ達成。
またリセットしに泊まりにきたい宿だった。アンド京都の八坂神社奥にある吉水にも行ってみたいわん。も一度松屋の展示を一緒に観て、無印良品有楽町、わしたショップを徘徊してハルくんと別れる。お付き合いありがとさん。心の中でHug you always!
ひょっとこ乱舞『水』＠中野ザ・ポケットを観る。
ここんちの手口＆テクは4度目ならばもはや習得済みなわけで。それ込みなうえで説明チックな前半ちとムニャムニャしいの、それが後半、愛しのチョウソンハ演じるコアとなるカップルの物語に、パズルよろしく解体された物語がどんどん収束していくあたりの、感情の加速感とでもいうのかな、にぐいぐい引き込まれていった。
とはいえぶっちゃけ僕はやっぱチョウソンハくんが中軸背負ってくれなくちゃ…だろうな。イジイジする演技でTシャツの裾をいじくり腹筋をチラ見せアピールするあたりが、もう憎いったらありゃしない（笑）。もろ犬顔で何気に筋肉質ぅな松下仁クンにもタンクトップだったしハイ萌えました（あー）。
『ムーンリバー』稽古11日目。初日12日前。どかーんと配本。大門さんも芝居に登場トージョー。さっそくの読みだけで“もってってる”。ホンマいつ手術されたんですか？なほどで流石です。今日のところは出番なくて客席モードでおもしろがってましたー。
にしやんがお誕生日。ある意味彼女は今回の芝居のムードメーカーだと思う。感謝である。さくら水産NGで奉天鉄鍋餃子へ駆け込みセーフ。2階座敷でテーブル上も会話も賑やかにぎやかに。記生ちゃんの“フケ専”な演芸？ネタ精通がもうあっぱれで、それに応酬できるまこちゃんもすごくって、もう話を聞いているだけでエキサイティング。野菜炒めあんかけがのった土鍋御飯が炭水化物系ながらうまかった。
終電間際でわやくちゃな中央線で、まみぃとマジ話。
