ますだいっこうのあと@ベルリン

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『We Will Rock You』

ikkomasuda2005-07-13

5時起きでB社入試問題あげる。R社@汐留出張校正。やっと入館証を発行してもらった。J誌がフリーペーパーへ移行することを記事のゲラから知る。ひゃっ。これもご時勢だね。三連休進行のあおりで4時半までかかる。げっそり。

スパイラルで映画祭のチケッティング。ナチュラルハウスにて、がんもどきの酢豚丼みたいなのを買って表参道にて路上食い。味付けが中途半端でマズッ!

We Will Rock You』@新宿コマ劇場を観る。ある筋からのありがたきご招待にて拝見。感謝。

冒頭「ガガ・キッズ」のシーンで廉さに目眩。セットも衣装も振りも…。クイーンのナンバーを替え歌しつつ筋にはめこんでるのにも頭痛。ロック禁止の世界を制する女王のテーマ「キラー・クイーン」の 原歌詞“マリー・アントワネット”が“〜インターネット”とかになってるし。2幕で「輝ける七つの海」が反体性派の洗脳ナンバーされちまってるのもかなりウーム。

前半、頭を抱えつつ観てたのは事実。それも、ロックスターへのトリビュートなシーン、反体制派が集うハートブレイク・ホテルの場あたりから、だんだんともうOKになってきて。クイーン現役で聴いてた世代だからねー、懐かし半分。フレディには及ばない歌声に逆に彼の偉大さを改めて思い知ったり。

キラークイーン様が手下を処分するシーンの「地獄へ道連れ」とか、わりと新鮮。で、後半はレマン湖から例のフレディ像が浮上して、ウェンブリー・スタジアムを差して、「バイシクル」じゃなくてモーターサイクルでぶっ飛ばして…ってあたりから、ほぼ物語放棄なムード。ラストはタイトルナンバーになだれ込み盛り上がる…。「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞も話にからませてるくせに、結局アンコール曲ってのもなぁ。

それでも、ゲイ自覚もなく男子にときめいていた当時の中学生が、何度も聴いた曲を真っ向から歌い上げられると、ちと弱いわよね(笑)。

とまあ、なんだかんだでそれなりに楽しんじゃいましたデス、はい。だけどあのお値段、自腹で払ってたら……(ブルブル)。