ますだいっこうのあと@ベルリン

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帝京大病院/『ベルリン・フィルと子どもたち』

ikkomasuda2005-04-18


帝京大病院。1カ月ぶり。平日朝9時の予約は始めてでまた違った十条の朝をかいま見る。Dr.イヌ顔はあいかわらずの短髪でささやかに萌え。上級担当医は東大へ転勤したそうな。そんな世間話も交えつつ、ルーティンの簡単な検査。「お変わり」は当然ナシ。飲み続けていたメチコバールというビタミン12錠剤投与も効果ないので中止決定。次回なんと8月の予約を取って、おわる。

つまり事実上の「治療」が終了。ひと区切りついたことになりました。以後は定期的に異常がないか診てもらうようです。医師は決してその言葉を口にしませんが、僕の中では左目の「失明」が確定したんだと思います。

この間(かん)、舞台のお話もありがたいことに2つほどいただいたのですが、辞退させていただきました。片目習熟運転にまだ自信がないのが理由です。そんなわけで、しばらく客席側に座り続けますが、まあ、のんびりとやっていこうかと。

いただきましたもろもろの、言葉にならないものも含めての、《言葉》に、あらためて深謝合掌であります。

ティップネス中野。筋トレ、バイク45分。

昼飯は渋谷の立ち食い蕎麦屋でにらそばに挑戦。まじでどばーっとのってました。その下に肉が隠されていたのは予想外。

ベルリン・フィルと子どもたち』@渋谷ユーロスペースを観る。アンコール上映ありがたやだ。

ドキュメンタリーとしては新鮮味はなかったけど、子どもたちが練習で踊ってるシーンの断片にとにかく惹き付けられた。まさにゲルマン顔な19歳男子クンの、踊ること自体へのドキドキ感とか胸キュン。映画展開でも、実際のリハーサルでも、別で練習していたダンサーとオーケストラが、本番を前にしてクロスし始めるあたりで、痺れるように感涙しちゃいました。にしても子どもとはいえ250名も舞台にあがると、まさしく“埋め尽される”わけで、圧巻の人海戦術。いやー、僕も混ぜてぇ、って思っちゃいました。

どーでもよいが邦題はダサいよ。指揮者ラトルの言葉にも出てくる『Rythm is It !』がまさしくだし、テーマだと思うのにな。

『《春の祭典》ダンス・パフォーマンス篇+オーケストラ演奏篇』も観る。映画では断片だったものを通しで追った映像。いやぁ、もう、特にダンス篇は堪能しましたさ。原初のリズム満開といった具合。フロア系多い振りも好きだったなぁ。

7時過ぎにまっすぐ戻って、新宿区四畳半部屋呑み。じんわり体温あがった状態で。