ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Queer Boys and Girls on the SHINKANSEN』

D社ガイド本中央アジア。コインランドリー。晴天につき荒!川区。ティップネス中野。

1年半はきつぶしたメレルの靴底がいい加減ダメなので後継探し、オッシュマンズ→すずちゅう。購買意欲てか決心だね、つかず案件先送り。

Queer Boys and Girls on the SHINKANSEN』@コミュニティ・センターakataを観る。今泉浩一さんがメインとなって製作された「10人の監督がそれぞれ5分間で描く、10本のアイのモノガタリ…」(フライヤー)。映画祭で見逃していたのだ。

中野ティップで最近見かけないルナさんがいたのにまずビックリ。アキラくんやaktaのスタッフ、スローコンビ今泉くん&岩佐くん、ミゾさん&キムラさんなどとごあいさつ。平日でゆったり座れていい雰囲気の“上映会”。

全体としては、いろいろが観られて楽しめた58分間でした。ただ、僕は5分の短い時間の中でも物語とかメッセージを“シンプルに”盛り込んだ作品のほうが好きでした。いくつかピックアップすると。

長谷川健治朗監督『パラレル・コンタクト』。複々線で並走する電車ごしのリーマンラブ。どってことないデアイのエピソードが台詞ナシ+動く電車っていう緊張感でひっぱる。主演のsunnyさんが、あのアーモンナッツアイでさりげなくせつない表情をしててそれがなんとも素敵だった。

平井優子監督『町27』。ダムタイプにも出てる古い知合い女子ダンサーの作品。ダンスビデオしてました。どこまで演出したのか不明だけど、微妙なしぐさや身のこなしが音楽とのシンクロでダンスしちゃってるのは、編集の力か、被写体がおそらくはダンサーたちだからか。わりと好きだった。

泉浩一監督『キスしてほしい』。ウリ専買ったリーマンが「こんな仕事いつまでもしてちゃだめだよ」とか言いつつも結局はキスして…みたいなセツナイ笑えるエロイ作品。『G8』にも出演のしゅうさくさんがアップで登場して、なまめかしくてなまめかしくて(笑)。リーマン、これは今泉くんが演じてるんだけど、台詞メインのその情けない口ぶりもね、受けたわ。さすがな一作だね。

ハスラー・ザ・アキラ監督『バイバイ・オーバー・ザ・レインボウ』。彼がある決意を語るモノローグ+海辺にいる自身のモノクロ映像というシンプルな作り。でもジワンとくるものがあって、掉尾を飾るにある意味ふさわしい映像だった。

他はですね、なんかズルズルゥと笑えたわー、とか、このエフェクト×エフェクトな多用はどうよ、とか、写真じゃないんだからー、とか、まーね、それなりにいろいろ(笑)。

終映後、ケイボウズくんとちょっとお話し。もちろん彼自身の時期的なモンとたまたまシンクロしてたんだろうけど去年の『Present』を観た時期からHIVがらみのボランティアを始めて、今はデリヘルボーイやaktaのスタッフもやるようになったんですよー、って聞かされて、何もしてないけどババア的には嬉しかった。

ミゾさん木村さんと呑者家へ流れる。今観た感想などで呑む。