ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Ein Bericht für eine Akademie』

曇り。『Die Heldin reist』。雑炊。音声仕事新規1件追録1件。より低い声か。散歩プレンツラウアー・ベルク方面。撮り電地図作業。仮眠60分。俳優知人情報からのビデオ・オーディション案件ややドタ。徒歩ボーンホルム通り駅博物館島駅。『Ein Bericht für eine Akademie』@マクシム・ゴーリキー劇場。テアタータークで13€最前列席。カフカの短編「あるアカデミーへの報告」舞台化。アフリカ黄金海岸で撃たれて捕獲された猿が物真似上手から“人間”としてドイツの動物商人家族の一員にまでなるお話。その“元猿”を美形若手俳優ヨナス・ダスラーが熱演。緩急自在に体操技まで無駄に織り込む体張った芝居っぷり、脱ぎっぷりも全裸フリチンからのチンフリまで含むで、そのすべてを最至近距離から見上げる贅沢と興奮といったら。平手打ち場面転換、風刺的台詞、狂騒スラップスティック、素晴らしく歪なラブシーン、舌運動トレまがいの接吻、作者としてのカフカと作中キャラとしての元猿ペーターが対面する静かなモノローグ、舞台全後面塞ぐ本棚からのラスト案の定とはいえ天晴れ本落ち、などなど、少なくともこの劇場じゃ今夜よりおもしろかった公演はたぶん観たことないんじゃないかな勢いの全き観劇体験。溢れるほどの邪視線補給でヨナス惚れ。ちなみに初演2019年当時劇評によれば本物のヒヒも舞台に登場してたらしい。23時まで営業REWEシティ@ハッケシャーマルクト駅。S5S2。深夜白湯生ハム類オーツ麦クッキー板チョコナッツ入り。少々お人よし過ぎだたかも案件。