ますだいっこうのあと@ベルリン

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『About:Blank』リハ

オンライン仕事。14時ジモンとタンデム、彼希望で日本の引きこもりに関してなど。小雨。アレックス地下鉄ホームで間食ネット後早め入り。18時Mehdi Moinzadeh & Ensemble Circus Pari/Pari Berlin『About:Blank』リハ@Pier 9。病欠ケン以外パフォーマー勢揃い。本番の尺で通し。ロビン不在ゆえライブ音楽がないゆえかテンポ緩慢自覚。偶然を手口として正しく悪用することへの自覚。台詞を言わんがためのパターン自覚、など。演出メディのフィードバックも今まで以上に踏み込んだところまで。あと1週間まぁ無責任で居よっと。にしてもエネルギー消耗著しいわ。
リヒテンベルク駅降りたところで長身の黒人男性に声をかけられる。一瞬警戒するも、工事運休中なひと駅先までどう行けばいいのか分からないらしい。手にした乗り換え案内紙片のSEV=代行輸送の意味も知らない。ドイツ語もあぶなっかしい。代行バスがこの先の停留所から出てるはずだと説明しても不安そう。一緒に来てくれない、と乞われるままバス停まで案内する。彼はブランデンブルク州のどこかに住んでいて、隣駅フリードリヒスフェルデ・オストに住む兄弟のところへ行く途中だという。難民かもと思った。彼が僕の名前を尋ね、彼は、テディ、テディベアのテディ、と名乗って握手する。停留所の表示を確かめたところに代行バスが着く。乗り込む彼の背中越しに、僕もドアからあまり愛想のよくないドライバーに行き先を確認する。運転席後ろの席に座ったテディへ窓越しに「チュース」と手を振って別れる。家までの夜道涙腺が少し緩んだ。
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philipp poisel - freunde