ますだいっこうのあと@ベルリン

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コンスタンツァ・マクラス/ドーキーパーク『The Truth About Monte Veritá』

(思い出し書き21.08.2018)スケジュール帳他によれば、買い出し、スープ、14時ジモンとタンデム。コンスタンツァ・マクラス/ドーキーパーク『The Truth About Monte Veritá』@Velin。映像。映画とダンスとライブ演奏とが、やや狭めなアトリエに客席同様ギュギュギュッと詰まってた。思惑だの色恋だの策略だのが交錯するイメージを、まずはいちいち大げさ表情&演技に台詞題字が入る映像を約30分鑑賞、やっぱりやってくれたわねなスクリーン破りがあり、ドーキーパークならではな奇天烈キレてるダンスが繰り広げられる、ナイルくんのとりわけゾンビーな存在感はこの作品が出典かも?前世紀上流社会風な衣装メイクや舞台上の家具類なども素敵。ちなみに題名にある「モンテ・ヴェリータ」てのは「20世紀初頭に自然回帰をめざした自由思想家やナチュラリストなどが理想郷として集まり、ベジタリアンやヌーディズムや神智主義などの運動の聖地となった」場所だそうで意味は“真実の山”。タイトルからしてすでに茶目っ気ある通り、だからといって物語を見せるわけではもちろんなく、観てていい意味で身が捩れる感覚は鉄板のコンスタンツァワールドで、今夜も堪能。