ますだいっこうのあと@ベルリン

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Talking Straight『Garten der Lueste / Garden of Delight』[ベルリン2015]

如何せん冷雨月曜日。午後ダニエルとタンデム@Stabi、逍遥独訳アシストで再三俎上に載せられた個所やっと文意合意に至り安堵の他雑談。Talking Straight『Garten der Lueste / Garden of Delight』@マキシム・ゴーリキー・テアター、難民移民異文化などをテーマとする、アート展示も含め開催中のフェスティバル「Berliner Herbestsalon」一環の無料パフォーマンス。ぱつぱつのスーツ着た男性と、目付きクッキリな女性とが20名ほどの観客を率いるツアー&セミナー、パフォーマーたちが喋るのは時折ドイツ語っぽいけど出自不明な、はじめはバルカン系かと思ってたが、事後察するに人工的に捩くらせた言葉なのかも。パスポートを新たに?手にした女性を一同で丸く囲みで手からの“気”を送ったり、使い捨てビニルレインコートを配られ劇場から出て、道で競走させられ、バス停で待ち受け到着したバスに向けて「ようこそドイツへ」とナゾな言語で声を揃えたり、その帰り道ではぱつぱつスーツが背負うスピーカーから移民難民反対デモのシュプレヒコールが聞こえたり、そんで劇場の会議室にて、軍もの?国境警備もの?映像やら、ザ素晴らしきドイツな映像やら←ナゾ語訳字幕が時折わざと対応してないっぽい、ぱつぱつスーツ男性のレクチャーやら←ヨーロッパをカップケーキに喩え紙型を国境警備・ケーキ自体を各国・トッピングはLGBTとのご高説w、問題文不明なエゴテスト的やら、選抜された観客が踊らされるやら、曲に合わせてぱつぱつスーツが棒+リボンでしなやかに踊るやら←このへんでこのムチ男妙に色っぽくね?+同伴的なクール役どころの美貌スーツ若者も見覚えなくね?等渦巻きつつ、最後はヨーロッパの国境変遷アニメでほったらかし終演。観客やや強引付き合わされ系パフォーマンスながら多くがおもしろがって“ついってってた”ことが一番興味深くて無料ならもう全然オッケーな楽しき体験。んで改めてグループ自体について検索したら中心メンバーのぱつぱつスーツDaniel Cremerこれで、美貌くんTucke Royaleこれで過去に観ていたわけで、さらにいえば今年のテアタートレッフェンの選出作品じゃない注目アーティスト紹介枠でパフォーマンスとして“フェスティバルをやってた”のが彼らのこのグループだったのね、等いろんなことが後つながりした次第w。