ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Also sprach Zarathustra ツァラトゥストラはかく語りき』[ベルリン2015]

(23.07.2015思い出し書き)10時待ってSバーン乗り中央図書館WiFi目当て、J社ガイド本事実確認ウェブ検索ひと段落まで。15時衣装アリアナとシャウビューネ衣装工房で採寸、紫妖気漂う工房長自ら御採寸くださりまして有難や、俳優の名前ごとにまとめられた型紙があったり、ミシンの前で待機するお針子さんたち3人ほどいたりで、何というかスーツジャケットの類いもあらよっと縫っちゃうんだろうなっていう知らないプロの現場にドキドキ、新役のイメージはまだ稽古してなくて何ともいえず、アリアナが見せてくれたイメージのエレガント路線にまた別意味でドキドキ。
発音講座「Deutsch ab Ende B2 - Aussprachetraining für Fortgeschrittene」@VHSシェーネベルク・テンペルホフ、テキスト朗読は予習してたので難なく、そうね初見じゃなければね、ngが鼻濁音なのは気をつければ平気だけど単語全部がツルンと滑らかになっちゃイカンと、ブルガリア男子くんに正対してeの発音をまるで口移しているボリスったら。時間調整的にアメリカ図書館〈本日ベルリンは風きゅるりんとちべたくて薄着外出したババアは風邪要注意。図書館の閉店段取中カフェ・カウンター席窓から、建物裏手角っこで丸くうずくまってる茶色い動物が見える。犬っぽいけどリスなんぞも徘徊する敷地だから、もしかして…?息の吐き吸いでお腹が上下してる姿がね何だか切ないの〉〈今一瞬起き上がった姿はオオカミっぽい。尻尾のふはふは感とか顔の尖った感とか、素人判断だけど〉〈あ、きっとそっちですね。キツネもオオカミもちゃんと見たことないもんで…。そんで図書館敷地にウロウロしてたのはリスじゃなくてノウサギでしたという… RT @naocofr: @ikkomsd 数週間前ノイケルンでキツネが激写されました。〉
Also sprach Zarathustra ツァラトゥストラはかく語りき』@シャウビューネ・スタジオ。2012年12月以来の再見、お気に入りの細身クンMoritz Gottwaldなど多少キャストが入れ替わってて、いわゆるw俳優視姦は二度目でも美味しく。内容へもう一歩辿り着きたい欲もあったのだけどそれはなかなかねぃ。演出家であるぶっとい髭の不穏系男性Patrick Wengenrothニーチェ役である女性へのプロポーズ談をして始まり、猿着ぐるみで登場した男優陣がいろいろいろいろ、キーボード伴奏もあるカラオケなどもし、樹脂製岩山登りなどもし、最後には告白した女性役としてピンクの女装姿で演出家が再度現れるという、雑訳「超人レビュー、万人向けもしくは非万人向け」って副題はまぁ腑に落ちる枠組み、猿から超人までの間(あわい←ものっそい広大なるあわいだけども)を彷徨うノンケ男性を描いたとかいうまとめは相変わらずな雑さでござんすね。