ますだいっこうのあと@ベルリン

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P14『Zeitmaschine II: Murderlands』[ベルリン2015]

〈「かっか」しないで冷静に「ほんとうかな」と自問してたつもりだったのに…とかカンベンよ、自戒も込めて〉当座の独語自習材料決める、ポリレアリステン作文どうにか、天気下り坂。P14『Zeitmaschine II: Murderlands』@3. Stock・フォルクスビューネ。劇場付属の若手劇団によるコラージュ作品。バタイユフーコーなどなどのテキストをある種ほめ言葉として強引に身体化、何というかギリギリ瀬戸際の生/性みたいな手触りでゲイ・ホモフォビア・あるいはドラッグといったキーワードもしばしば。劇場上階にある2方煉瓦壁の空間は客席部分まで生土敷き・文字や引用映像のプロジェクション・金属円形高み・快楽などと文字が切り抜かれたプラスチック波トタン板と背後の赤い照明などの中、6人の若い俳優たちが、金切り声含む渾身で演じる、にしても&失礼な言いようながらほぼ2時間緊張途切れずに出ずっぱりの体温にはじわくり感服、あ途中サランラップぐるぐる巻きがトラブって、背後から演出らしき低音声の指示で巻き戻したり、捲し立て台詞でプロンプ入ったりはあったけど、何だろそれで何かがプツンとはならなかったな。観劇動機付けだったデイヴィッド・ヴォイナロヴィッチのテキストも印象的にごっつり引用されていて、そんな再会も今夜の収穫。
Muderlands - trailer