ますだいっこうのあと@ベルリン

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ベルリン・アート・ウィーク、一応w[ベルリン2014]

ikkomasuda2014-09-21

重めの曇天開始はしんどいのが正直なところ。午後、今日まで開催中ベルリン・アート・ウィークの枠内でリヒテンベルクで無料展示があるのを見つけ出かける、Sammelung Haubrok、自動車修理工場跡らしき、後で検索すると東ドイツ時代にはいわゆる西側との秘密工作拠点でもあったらしい、建物内数カ所に展開するギャラリー。大判写真作品←三角屋根の下やクラシカルなパーティールーム、ブルース・ナウマン白黒単純動作映像←薄暗い小さな倉庫、スタンリー・ブラウンStanley Brouwnの線分と数字のコンセプチュアルアート←白い小部屋群、特に展示はないが距離などを意識することで出たときにはもはやそれまでとは違う意識を持つに至る瞑想的な白部屋に漂う狂気感はゾクゾクもの、と展示場所含めて視る自分にはアガる展示で超アタり、朽ちた木の湿った匂いすらする自転車置き場的半屋外の壁にも写真が貼ってあったり、長いリムジンが埃被って置きっぱだったり、外された文字電飾が立てかけてあったり。このギャラリーがあるHarzberger Strasseは自動車関連工場などが多くある通りで、すぐ近くにもHB55という小さなアートスペースが入る古めかしくも立派な煉瓦建物があり、いくつか展示をのぞく。アートウィークというより廃墟ウォーク寄りだったが曇天にふさわしい空気を吸えて満足。夕食のテーブルが一緒だった流れで、同居人シルヴァインの平面作品を彼の部屋でいくつか見せてもらう。ニュースではロシアのニューヨークのベルリンのとデモ映像が続く。