ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

ローザス&イクトゥス『ヴォルテックス・テンポルム』/『東京マニア』[ベルリン2014]

B誌原稿フレーズ単語の新チン代謝作業。うだうだしてるうち16時開演うっかりギリギリ。
ローザス& イクトゥス『ヴォルテックス・テンポルムVortex Temporum』@ベルリナー・フェストシュピーレ。GAGAで一緒だった台湾ヤングと再会。現代作曲家ジェラール・グリゼーの日本語題『時の渦』を現代音楽アンサンブルとダンスで観せる作品。〈いかにもゲンダイオンガクでっせな生演奏と、それに呼応するダンスとが、いい意味で具体的に何かを象徴してなく、譜・図形(舞台床に渦巻き状の白線は引かれていて、動線などもそれをなぞることしばしば)の結晶みたいに視えて、もちろんその一方でやってるのは人間なわけだから、結晶の向こう側というかを、結晶の振動の狭間というかを勝手に読み取って(誤読・邪視線込み込みネw)、かなり楽しめました。〉←表現上のキャラ重なる男性二人の粗弾きピアノ奏者と大振り踊りダンサーとのシンクロとかねw。
終演後別棟のいわばカフェで振付家アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルと、アメリカの批評家ダグラス・クリンプとのトーク、アンヌ・テレサがわりかしエキセントリック様で最初少々ハラハラしたものの喋り出したら滔々、シンプルにいい意味で突き詰めてるだけなのかもな、と大まか感想。みぞさんのロチェスター大学留学時代の担当教授だった縁でダグラスにご挨拶←事前に英語の例文をチェックしてもらってw、少々社交。
『東京マニア Tokyo Mania』@Acker Stadt Palast前納依里子さん演出で4人が出演する作品。日本人関係者とせいのっ!でお目もじ。モチーフである3.11後の日本に対する疑問は強く共感できるものの舞台上で展開する諸々の全体性には別なる疑問を抱いたのが正直なところ。