ますだいっこうのあと@ベルリン

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『不安は魂を食いつくす』[ベルリン2014]

独語課題&単語。独語講座、論述作文課題がダメダメで返ってきてしょげモード、授業自体は宿題を小グループでやったり・宿題文中の単語をあたったり、お題は永遠的な不規則変化動詞過去形、後半は、良心お題のテキストでペアトークも頭回らない状態。最近いつも隣席の韓女キャシー←韓国名をうまく発音してもらえないのでこう名乗ってるに誘われて、レオポルドプラッツすぐのアジアンマーケットというかハングルマーケットへ、昆布があったので買ってみた。スターバックス・フリードリシュトラセ駅で観劇予習。
『不安は魂を食いつくすAngst essen Seele auf』@マキシム・ゴーリキー・テアター。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの代表的映画の舞台版。“ドイツ人老女と外国人労働者男性との愛と苦悩”を描いた話とまとめちゃえば正直それまでだけど、双方にすんなり感情移入できたのは極々個人的な理由かしらね。黒ゴミ袋の破片みたいなのが延々降り続ける黒い素舞台で、イスとかもなし。その分、双方の孤独さや周囲の偏見の残酷さ←映画公開1974年当時の実際がどんなだったかはさておき、が輪郭ハッキリしてたようにも視えた。ピアノ&アコーディオン楽家による劇伴も切なかった。台詞も比較的分かりやすかった。あとゲイほのめかしキャラも登場、これはコメディ担当っぽかったけど。
映画の予告編、ほぼそのままなシーン・台詞もわりとありました。