ますだいっこうのあと@ベルリン

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冨士山アネット『Woyzeck/W』

ikkomasuda2013-09-14

〈Guten Morgen! タンクトップ男子鑑賞そろそろフィナーレ?〉〈さてぼちぼち、がっちり買いまショウならぬ、がっちり詰めまショウ、開始だわ。キャリーケース計20kgコース!ケース自体5kgあるので実質15kg分。とデイパック&フライターグ・SAL便別送の書籍+アルファ目標10kg以内にうまく配分できるか?いとし・こいしに煽っていただきまショウw〉。渋谷ユニクロリサイクル&スリバチ地形本2一瞬立ち読み&うっかり急行井の頭線
冨士山アネット『Woyzeck/W(ヴォイツェクダブル)』@こまばアゴラ劇場。いわゆるダンス版・演劇版の順で拝見。一番の痛感はやはり原作をざらっとでも読んでおけばよかったなと。ビューヒナーのテキストをどう料理してるかどう視せてるかという見方もできればもっと興味深かったかなと。あと全体的にあたかもクラブのごとしなクールな音楽群は鼓膜に心地よかった。男性キャストのうっすらエロさんは総じてなんともいえず、中でも演劇版・遠山悠介、『ユーリンタウン』初演の彼ね! の絵に描いたような浮気相手役っぷりに男子視姦。コンドルズ以来チェックなダンス版・ヴォイツェク役の今津雅晴さんはスキンヘッドながら、どこか最も常識を残してたような立ちよう踊りようで、プラスそもそも台詞なしバージョンだったゆえに、勝手に描いたゲル状物語は演劇版とは随分違っていた。あと両版で呼応する演出や、ビデオカメラ経由その場で映して見せる景は、収録済映像が流れるのとは違った社会的な意味合いを強く帯びて視え、ちょっとした遠近トリックだけど計算されていた印象に残った。まあ後は客席の勝手を言えば、双方とも60分程度なので、いっそ合体して、並列・重層でさらにリミックしたらどんなになってたかねぇ、などとつい。あと台詞もありつつ動きで見せるな“演劇版”くらいのアネットが僕にはアクセスしやすいかもな、ともつい。
マチネソワレ間は駒場東大前マクドにて100円コーヒーで時間つぶし独語自習など。薄汚れた若さと揚げ芋&ニコチン臭にやや参った。
あるいは、前後幅最小限な客席で前に座った眼鏡の温厚顔男性のTシャツの背に手がうっかり触れたその感触などゴニョゴニョゴニョ。
〈五輪が決まって1週間。目にする報道の多くがバブリンピック東京予想図ですが、復興・原発事故処理促進などが理由の賛成派各位は納得してらっしゃるのかしら?例えば水尽きるまで汚染水かけ論争してから熟慮するのかしら?〉