D社ガイド本華南校正。ゲラ最終分も届くもうじき終了。
紛争地域から生まれた演劇 パレスチナ・トルコ篇『唾の届く距離で』＠シアターイワト3階。谷岡さん朗読講座ご一緒柴田さんと開演前お喋り。イスラエル国籍パレスチナ人で俳優でもある作者タヘル・ナジーブ自身による、アラビア語でのリーディング字幕付き。鬱積はひたすら唾で吐くしかない通りの唾つば唾な情景から始まり、政治と制度の狭間で彼の身に起こる悲喜劇がちょいと熱く語られる。多少音響照明の味付けあっても演技的には直立素味。とはいえ例えば、パリで恋人と自転車に乗る、ハンドルにクッションをつけて向き合って座る二人乗りとか微笑ましいこと言ってた曖昧記憶アリ、シーンの空気はじめ各エピソードの伝わりようは直球ゆえの豊かさ。実際の上演もモノローグなんだろうな。昨夜のF/Tトークで感じた自己目的化する手法追究との対比で、優れた字幕がつけば後は“本人”が立てばいいのよね的なことも思ったり。
さくっと水天宮前駅タンネ人形町店シュトレン。校正続行。アームチェアで丸くなる夕べ。『ブルータス』せつない気持ち。特集。ユーストリームでのプルサーマル・フジコさんらによる演劇トーク内“【第１回フジコカップ・女子バトルロイヤル決定戦】”で悪魔ご一緒の高山玲子さん優勝!?祝。
