ますだいっこうのあと@ベルリン

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『トップ・ボーイズ』千秋楽

劇団フライングステージトップ・ボーイズ』@下北沢オフ・オフシアター。11時劇場入り。14時の回、18時の回、バラシ実質1時間。22時打ち上げ@坐・和民小田急上り最終24時36分。お疲れさま・深謝合掌。
(↓2010年9月5日加筆)
……前日くらいのダメ出しでの自分エピソードを語る台詞への指摘「ほんのちょっと走り気味」や、短くシアターゲームをしてやり取りの息を確かめる開演20分前集合で言葉「一人で芝居しないで相手にかけましょう」という、関根さんからのメッセージに、できうる限り従って「力を抜け抜け」と念じた最終日。個人的にはお清書ができたので、個人的には任期満了な、個人的にはニュートラルな、そんな終わり方だった。
……第一部ではコンピュータの父と呼ばれる数学者アラン・チューリングを演じた。スーツ姿で、下手奥から登場してテーブルに着いたらほぼそのままで。「舞台上歩数最小」だったかな。夢の中のパーティーシーンなので箸を使ってひたすら食べ続け、できるだけ“ガイジン”のボディコミュニケーションを多くしてみた。第二部はしいたけをさんとコンビで「いかに何もしないで舞台にいるかを楽しんだ」(彼のブログより)。
……いろんな形での声援をもらって3年ぶりの舞台に立てたことは本当にありがたい。とはいえ難産だった今公演、陣痛時期のネガティブさといったらどん底級で、スリップしてアルコールに走りかねない精神状態だった。それもあって稽古期間終盤から本番・楽日まで終演後のおつきあいは遠慮していた。
……2007年『サロン』で大きな一区切りでいたけれど、去年10月に関根さんに第一声誘われ、2月に改めて会って話をして出るに至った。だけど、一部の方々には申し訳ないけれど、“復活”という意識は特にはない。「完全に手放すとも、絶対に手放さないとも、まあ決めず、ゆるーくいこうか」(あるメーリングリストでの発言)が、公演終わっての気持ちだ。