ますだいっこうのあと@ベルリン

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愛媛香川旅行4日目

松山6:14→いしづち6号→多度津8:17→琴平8:56。各停でちまちまたどった鉄路を特急で、それだって新幹線よりはとても丁寧にw、シャーッ!と駆け抜ける。
往復して車窓からチェキだった予讃線メモ。降り立ってみたいものがいっぱい。海岸沿い光景が楽しめるのは今治・松山間/ドック・化学プラント・焼杉板張り平屋の元工場?・もちろん瀬戸内海/無駄にタワーな今治国際ホテル/雪化粧の四国山地/レンガの給水塔@伊予西条駅/昭和全開な平屋社宅群/これ製紙工場の臭い?/海上に浮かぶ津嶋神社/貨車駅舎@箕浜駅……。
金刀比羅宮。校正の調べもので聞いたこの『こんぴら船船』の、脳波がブレるような調べに引き寄せられてな旅の気もする(笑)。正月を控えやる気ない参道沿いのいかにも観光地な店店。「まだ先は長いですよ」とおばちゃんに声をかけられるも、石段勇んで登り始め、案の定途中で速度下がり、案の定途中ベンチでしばしヘバりてのち、奥宮までコンプリート。あとは順々に下って参拝。讃岐平野を見下ろす景色も満喫。資生堂のカフェ神椿ひとやすみ。応挙の虎のある表書院はひたすら冷える。こんぴらうどん啜る。
旧金毘羅大芝居(金丸座)。まさしく“木戸をくぐって”、…その昔左翼テント芝居の座長が公安関係者に対してちゃんと入場料払ってみやがれと叫んだ「木戸をくぐれ!」ってエピソードを改めて噛み締めながら…、建物内へ。照明も灯ってそこはかとなく煌やか。風邪っぴきのボランティアおじさんに説明してもらってから、じっくり拝見。大部屋とかね。年に一度の歌舞伎だけじゃなくて、もっと自由に使ってみたらおもしろそうだけど。琴平→多度津→丸亀。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。駅前に鎮座する美術館、というか複合文化施設。作家個人の常設展示。いい意味で角の取れた現代美術作品を、ゆったり超ゆったーりの空間で味わう贅沢。抽象と具象の間(あわい)とか、あの一カ所だけあの色になってるのがたまらんよね、みたいな舐め見とか。『昭和 写真の1945-1989 カメラがとらえた戦後の日本』は、写美でやってたシリーズ展をたぶんもとにした企画展。旅回り一座の女形が胸毛丸出しでニカリ by森山大道とか、ぐっとくる作品があちこちに。ギュッと凝縮された濃厚“昭和”に満腹。プリント実物という意味では広島の爆心地をパノラマに撮影した一連が圧巻だった。
かなりシャットダウンな商店街をプラプラするもひったすら寒い。偶然みつけた居酒屋三太郎で、丸亀B級グルメ骨付鳥をガブリ。
丸亀→坂出→岡山。スターバックス岡山一番街。ああ金曜だったわぇ混み。『きのう何食べた?』トートツに読む。岡山22:33→サンライズ瀬戸・普通車指定席ノビノビ座席

瀬戸内朝空ショウ
いしづち号けっこう男前
遺構萌え@多度津駅
@金毘羅さん道中





奥宮までいくと、参拝<ハイキング
本宮
神椿カフェの陶板壁画。この藍すき
ハニーな柑橘臭したっス
虎屋そば。干支なんで
ことひらそば。観光地気分だった…
@旧金毘羅大芝居(金丸座)



@丸亀
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

気温的にもお寒うござんす商店街
若の足、若は若鶏ね
開店前から入れてくれてアリガト