ますだいっこうのあと@ベルリン

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『特別な一日』

だらだらオフ。東中野図書館。タケダくん相変わらずの意味深微笑。何年かぶりに煮干しでだし取って味噌汁。敷き掛け布団干しクワズイモ三姉妹日光浴。三ノ輪湯。九段下。啓文堂立ち読みスターバックスカフェ淫。
特別な一日』DVD鑑賞会@九段・イタリア文化会館アニェッリホール。フェスティバル/トーキョー上演作品『フォト・ロマンス』の下敷きとなってる映画。タラさん『神曲』でまたご一緒のタムラさんにご挨拶。
ソフィア・ローレンの倦怠期主婦っぷりに目が釘付けだったなー。ステキ。マストロヤンニのニカニカ顔は胃にもたれた。彼はぶっちゃけ同性愛の左翼主義者役。この二人が、ローマを訪問したヒットラー、冒頭えんえんと記録映画引用、の式典へ住人が総動員されちゃってほぼカラになったアパートで、“特別な一日”を過ごすお話。演説やら国歌やらのラジオ中継がずーっとずーっと流れるなかで繰り広げられるのが、どこか暗重くどこか滑稽で。じたじたと距離を埋めていく感じやマストロヤンニがお茶目をしでかしちゃう感じとかは微笑ましい。事に及んじゃうクライマックスでのソフィア・ローレンは、鬼気内蔵な顔つきだったり光遮る陰だったりして、ゲイ目線で描かれるショットもあり、なんつうか、ハァヘェホォだったわー。ゲイキャラの使われ方に対する『セルロイド・クローゼット』的な?(笑)ツッコミはまあなくはないものの、ホールで観られてよかった。