ますだいっこうのあと@ベルリン

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前向きなトカトントン快晴

D社ムック本リゾート校正ほぼ終了。同小型ガイド本ソウル残5P届き即見ファクス完全終了。前向きなトカトントン。快晴満ちる月、五日ぶり銭湯。村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』@スターバックス高田馬場。ハルキ文に触れるは何年ぶり?

トートツですが。別件でiBook内を探してて見っけた1997年のテキスト。KARASワークショップの雑感を記したものです。たぶんに引用調もあり。COCOM違反(笑)になるかもだけど載っけます。

4/13
吸い上げるときに、胴体の関節部分も伸ばす。そのまま吐けば無理に脱力使用としなくても、そのまま素直に力が抜ける。あるいは、胃腸の調子によって凝り固まりがあるのかもしれない。気持ちよく踊る=感じるためには、その辺の体調管理がやはり必要。
足裏で感じ続けることにしつこく拘る。ぺなぺなの足、それは何だか気持ちいい。そして、呼吸の出入りにも拘ること。
周囲を感じ続けること。自分だけで一杯にならない。
緊張しては何も始まらない。特に、精神的な緊張、あるいは良く見せよう慾は、何も生み出さない。
あるいは、被害者意識も。ね。このまま一生舞台に立つことがなくても、正しく感じられことに向かっているのなら、それは幸せなことなのだから。

4/27
音楽に合わせて踊る、じゃなくて。音に身を任せてみる。音量、旋律、音質、音色、うねり、などなどに体を反応させる。あくまでも柔らかく、素直に。白紙になった自分の体に、音楽が流れ込んでくる。あるいは、音楽そのものを奏でる肉体となって。イメージを作って、踊っては/動いてはいけない。音楽を感じる。そのままの音楽を。そのままの体の動きを。感じる。だがしかし、臆病になってはいけない。音楽に向かっていく積極性を忘れずに。以上文中、「音楽」を何かに置換してみると、イイかもしれない。

5/10
第2期初日。表現技法を学ぶのではなく、感じることを体得していく。後頭部、首筋、背中が固い。足も力んでいる。大きくジャンプして移動していく、その瞬間の空気感は大好き。自分の周りの他人や空間を、もっともっと感じながら=会話しながら、それができれば、もっと。

5/17
距離感。手の皮膚感から空気から空間全体を感じる。空間を感じる。色で、音で、他者の存在で、視覚で、空気感で。力まず空間の中へ自分の体を素直にほうり出す。ほぐす、というより溶かす、と考えてみる。グニャリとした体。あらゆる刺激に自由に反応できる体。あらかじめ用意された《反応》をするのではなく。自由に空間に対して、積極的にアプローチすること。だからといって、力を入れてはいけない。じっとり汗が全身を覆う。

6/7
腰から重心を外れていくこと

7/12
リズムが踊り出す。音楽を、リズムを感じる=呼吸を体に通す、リズムが躍り出す瞬間。身を委ねる
股関節が蕩ける、吐く吐く吐く吐く吐く、リズムを吐く吐く吐く吐く、リズムと遊ぶ、ズラしたり離れたり近寄ったり、手の平の感覚を忘れずに