ますだいっこうのあと@ベルリン

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『ショートバス』


気圧のせいだろうか、単純に空模様のせいだろうか、沈みまくりなココロ。

午後ハルくんとデエト。代官山→恵比寿→原宿→渋谷。蒸すとて雨が上がったのは散策にいい。かまわぬ本店やっと行けた。のぞきみする店の商品よりディスプレイの鉢植え盆栽と和なしつらえがいちいち気になる。カフェdroleの“会館”的昭和内装をおもしろがる。クルックではフライターグ的興奮かなり。新型メッセンジャーも自分には使いづらそうにもかかわらず物欲。小さめ小銭入れE.T.もかなり当落線上。いつか買うつもりではあったアンダーワールド新譜タワレコ福引きにつられて即買い。残念賞のステッカーでした。

ショートバス』@渋谷シネマライズを観る。三連休最終日最終回とあってヒト桁なガラガラっぷり。けど勝手に得した気分。

前評判を耳にしていた冒頭の例のシーンは、エロさよりむしろ感動的だったり達成できても達せられないことが視え隠れしてすでに切なかったり。どれほどスクリーン上で、おカタい良識がいうところのいわゆる変態性欲の絵巻が繰り広げられようとも、ん繰り広げられるからよけいにかしら?、全編に漂うオープンマインドな視線を前にして、末梢神経でじゃない核部分で、グラフにすれば緩やかな曲線で、体温≒性欲≒愛が上昇する幸福感を覚えた。あるいは、ストーリー展開とは別にこの時間をもっちょっと味わってたい気分にも。てかねー、ショートバスに行きたいねー、ベルリンもいいけどニューヨークにもやっぱり行きたいねー、と。

余談。手ブレ酔いしました。あと仕事が「校正だ」っていう登場人物を初めて見た。「Proofreader」っていってました。

坐・和民で二人とも興奮気味にガーガガ話す。当社調査では朝までな勢いだったものの僕は最終山手線。気持ち長めにハグして別れた。