ますだいっこうのあと@ベルリン

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『TRAPPED KICKERS REVIEW』


天然洞窟でのオールナイトイベントで金髪のもろベルアミな美青年とご懇意になりか・な・り・ご懇意になりネパールだかチベットだかの柄のセーターをもらうがそれはさりげなく商売だったりするのをはじめ夢全開で見まくっていつにもまして眠りが浅かったのは昨夜ミスドでのカフェ淫が原因だ。

D社ガイド本ブラジル校正。今日で終われると信じて向かっていれば嘲笑うかのように着荷。改訂なし→校正なしと決め込んでいたページが舞い込む。はいハイハイハイ。

日暮里駅から谷中銀座よみせ通り。行列のできる惣菜ヤキトリ屋が包まれる沈黙した悲愴感。

Double Takeshi Productions『TRAPPED KICKERS REVIEW』@千駄木・古書ほうろうを観る。愛しのカワグチタケシさん小森岳史さん両人が中心になってのリーディングイベント。

途中カワグチさんが言ってた「例えば知らない言葉の映画の、だけど意味が分らずサウンドだけが耳に入ってくるその心地よさ」(要約&勝手な解釈)を、書棚の合間にて、店奥でアンバーな照明を浴びて紡がれゆく言葉をまったりと噛みしめた、そんな夜。

とはいえ二人のタケシさんの朗読は、かなり何度目かに聞くテキストが、ああ今夜はこう読んでくれて自分にはこう入ってくるのね的な賞味法でもあった。母となりちょびっと精神世界配合かに見えながら心の底じゃ信じてなさそうなのがステキ・石渡紀美ちゃん、まさに短冊状に書かれた数行のテキストをアトランダムに読み上げる姿に女子ながら萌・飯田有子さん。

現地落ち合いだった松くんとカワグチさんとで3Pハグ。来年からグァテマラだという新井くんと何だかんだくっちゃべってました。古書ほうろうも久し振りよ。スタッフ四人さんとお目にかかれたのも今宵の歓び。坊主頭メガネの宮地さんは引き続きプチイケてた。

そういえば。本棚に囲まれたカワグチさんを視て、『善き人のためのソナタ』のウルリッヒ・ミューエにやっぱりちょっと似てるな、と。