ますだいっこうのあと@ベルリン

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『悲情城市』

雨脚次第で窓を開け閉め忙しなく。ここ最近でナンバー1ベストな出来上がりのお通じ。ブラジル着荷を待つも届かず。iPod touch注文。auショップで携帯修理に出す。ティップネス中野。冷房風直撃でランニングマシン途中移動。スターバックス高田馬場カフェ淫。携帯代替機サンヨー製に頭痛。

悲情城市』@高田馬場早稲田松竹を観る。意外にも未見だったハルくんが急遽合流。

現代史のおベンキョ的にも九フン観光の下勉強的にも、もちろんシンプルに映画としても観たかった一本を、劇場スクリーンで存分に。玉音放送流れるなか、煙草吸って飯かっくらって子供が産まれてな冒頭で、“歴史叙事詩映画”な一方でそれでも生き抜く庶民、みたいな図をスコーンと視せられて即引き込まれた。飴色琥珀色な家の灯り、どってことない食事シーンが積み重なっていき胸に沁みる。どこか懐かしさを覚える、昭和と中華が混ざり合う絵で、淡々とときとして残酷に紡がれる《家族》の物語を、堪能。男優視姦的にはトニー・レオンよりか、普段なら黙殺してしまいそうな(笑)デブ系がらっぱちキャラの長兄が、なんとも憎めない味出しでたまらんかったわ。あーと、葬式&結婚式の図がとってもテラヤマフレーバーに視えて不思議な感覚。

坐・和民のカフェまがいなイス席でクールダウン。台湾語も解し、劇中の暮らしを子供時代に垣間見てたというハルくんの説明付きで有り難や。