ますだいっこうのあと@ベルリン

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東京プライドパレード

ikkomasuda2007-08-11


早朝コインランドリー。視姦総菜出現せず。店外路上に出した丸イスで仕上がり待ち文庫本。タイの朝記憶が鮮明。

ティップネス渋谷スイム。案外すいていたプールに、スタッフらしき浅黒スジ筋腹筋タテ割れスクエア競パン男子がゆったりバタフライ練習。右側にいるとき狙ってハァハァハァ。

東京プライドパレード@代々木公園周辺に参加する。。去年まで「レズビアン&ゲイ」と冠していたものを、すべての性的少数者に向けてと名称変更。2年ぶりに参加する自分の個人テーマは、「こっそりとまぎれこむ」。

NHK側から“代々木高温”に茫とたどり着いたらば、溝口彰子さんキムラさんとまずバッタリ。受付テントで松くんともあっさり合流。あとは正直これがため来た甲斐あるよねな気分で、いろんなバッタリ/久しぶり/何年かぶり、を。だけど以前より回数減った気がするのは世代交替進行?

メインステージでのイベント、途中で日陰へ避難して眺める。全国からの参加者にパートごとの楽譜だけ送って当日ぶっつけ本番で演奏!する「“みんな”で、ブラス!2007」は、生音吹奏楽の魅力。「LBGT版“青年の主張”」は新企画で、某アルコールメーカー新宿二丁目営業担当のノンケまで登場しスピーチ。

整列スタンバイのころ視姦レーダー最高潮だったかも。とはいえ2大誌フロートがなくなったせいか分りやすい脱ぎ系が減ったような、ちなみにドラァグさんも。ハルくん現れて沿道声援に。今回は新宿二丁目振興会フロートにて歩く。第一希望ではなかったもんだから「ピンクレディーショー」フロートだとは出発の瞬間に知る。ややキツいのでパルコ交差点過ぎて松くんに断ってセクション最後尾へ移動。キャンディ・ミルクさん界隈で歩く。

沿道声援な組合員もしっかと視姦シカン。一部野郎カップルがこの酷暑にお熱げなのもまあお約束。というかとにかく暑くてね。熱中症にならず無事帰着するのが第一目的かもと、“プライド”とは別次元のことを内心思ったり。周囲はある意味地味にゾロゾロな雰囲気で、女子率も高くてまあ緩げ。これはこれでいいかなと。

公園に戻れば「おかりなさい」出迎えてくれる実行委員はじめ人垣、えんえんと演奏を続けるブラス隊にはやっぱり泣ける。キャンディ・ミルクさんが「かくも賑々しきお出迎え」とかひとりごちていたのが本日の妙に忘れられんヒット。

クロージング・イベント。川田龍平氏、もち投票したわよ、が一直線な熱意あふれるスピーチで一等賞。出発前後ともに握手してもらったし、うしし(笑)。ステージで総合司会やってたブルちゃんこと斉藤靖紀くんも、ああいい人材登板したねって仕事っぷりで好感。ラストで突然ジャスミンさん筆頭にドラァグクイーンが次々登場しはじめ、一体何事?なうちに、マーガレットにシモーヌという東西両巨頭まで。いきなりなにぎやかし&ボランティア含めたスタッフ全員集合演出にて終幕。お疲れさまでしたー。

やっと夕風がかすかに吹き始める。ハルくん松くんとちょっとぼけらん。青山吉良さんに自作のプラカードを見せもらって、ああやっぱりこれくらいは主張したほうがよかったかもと。さらに彼が食べてた真っ赤&真緑なロッテ・スイカバーに僕もならって脳の冷却。

原宿駅で松くんと別れ、表参道交差点経由宮下公園脇へ、パーレドコース復習みたいね、と歩き、さすがの僕もエアコン欲で、ハルくん推奨M/13カフェに落ち着く。フィッシュ&チップスにベトナムフォーにピクルスにペリエにコーヒーに、って多様性謳歌。まだ脳味噌が加熱しちゃってたな。

パレードは、コミュニティの年中行事くらいの緩さで続いていってくれたらいいな。もちろん現実はそんな簡単じゃないだろうし、どう《表現》していくかが今後の課題な気はする。個人的にはぶっちゃけさほどの高揚感とか自分的意義とかは、もうない、なかった。だからって「卒業」な気分には至れないのだわ。ま、当事者のハシクレとしてね、今後も「こっそりとまぎれこんで」歩かせてもらえればな。てなことを山手線中央線山手通り新宿区四畳半で。

日焼け止め塗ってても肩が軽くヒリヒリする。布団にうつ伏せで倒れ込んだ数秒後、背中上部左側を誰か、いやその瞬間浮かんだイメージは某の笑顔だった!、に蹴られたようにボゴッ!!となるが、疲れからくる筋肉のこわばりだった様子。その後爆睡。