港区R社出張校正。
高谷史郎『photo-gene』＠神楽坂児玉画廊を観る。ダムタイプの映像担当がわりとこっそり写真展示やってます、みたいな（笑）。グレーの空と鈍い鏡になってるアクリル。そこに一点だけ紅色した花の小さな絵。小っちゃな空間は騙し絵っぽくて夏の無音がソコに。4階にある画廊までのエレベーターが扉手動式なのもなんだかよい。
神楽坂のいわゆる下町側界隈を散歩。地蔵通り商店街もチラリ。
砂山典子（C.snatch Z.／dumb type）『ファーストクラス・バーバリアン』＠神楽坂ディプラッツを観る。「ダンスをみたい！」一環の、パフォーマンス。公演を終えたばかりの青山吉良さん堀江進司さんの並びに座って拝見。松之木天辺さんほか知った顔ぽつぽつ。
ねぶたのハネト、実物知らんけど、的に旋回し跳ねる和装喪服姿をはじめ、アップテンポに踊る砂山さんにはぐっと体温あがったのよ。意志意図想いの背筋シャキーンっぷりにも拍手だった。んが、実際の舞台総体として印象は残念ながら今ひとつ響かず。構成的にどうもブチブチ系だったり、照明がアート寄りすぎちゃってか時に表情が視えづらかったりで、かしらねえ。以前、吾妻橋ダンスクロッシングで圧倒された一点突破型破壊系の貌も観たかったわん、てのは客席の勝手な言い分だよね。
あーとー。背広スタンバイからしっかり脱ぎ系での登板だった松田篤史クン。丸坊主スレンダーなパンキッシュ少年時代を目撃しているもんだから、某艦勤務でかすっかり逞しい男になっちゃってのが、視姦手帖的にややショック。
黒テント福原一臣さんの逝去を流山児さんブログでいまごろ知る。合掌。劇研とからんでたか忘れたけれど法政の先輩にあたる。そんなごあいさつしたのは、えーと『ラスト・アジア』のとき、1986年、とか？
