ますだいっこうのあと@ベルリン

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『二人でお茶を』札幌公演公開ゲネプロ

ikkomasuda2006-09-15


朝4時半起き。5時過ぎに部屋を出る。6時のモノレール快速に乗って羽田空港へ。ご一緒する関根信一さん森川佳紀くんと合流。6時55分発札幌千歳行きJAL1003便。クラスJでちょっと余裕。千歳空港で本田唯一さんと合流、JR快速エアポートに。車掌さん、白いポロシャツ+トレーニングウエア姿の高校生?の“サッポロ男子”を関根さんとガン見。駅を降り立つと空気がカラリ、陽射しは突き刺さるよう。東3北3までゆるゆる歩く。

レインボーマーチ札幌関連イベント、劇団フライングステージ『二人でお茶を』札幌公演の会場、BLOCH(ブロック)に劇場入り。元倉庫のような空間でこぢんまりまとまっていい雰囲気。照明・音響の機材仕込みは劇場側で済ませていてくれていた。ありがたし。急きょ諸事情により、僕は照明、本田さんは音響のオペを務めることに。

すぐ南側にあるサッポロファクトリービアケラー札幌開拓使でまずはランチ。レンガ造りでしばし観光気分。海鮮かたやきそばで激満腹。ロイズの外席でコーヒー。

二人が台詞合わせするのと平行して、何となく照明をつけてみて調光卓と仲良くなる時間。あれ上げこれ下げしてただ明るく、役者が視えればそれで充分な“明かり”のゲージを決める。

その昔、演劇団・流山児★事務所時代、叩き(舞台大道具の仕込み)じゃ役に立たないからと、照明班に回されたのだった。そのときからのまさに姐御分の照明家ROMIさんだったらどうつけるかな、どう消すかな、という記憶だけを頼りに十ウン年ぶりにフェーダーに触れた。それはひょんなことからではあるがいろんな意味で感慨深かった。

15時頃、今回の主催であるトモコさんが、ベッドや机などの道具とともに登場。ちなみに男性ですー。札幌のゲイコミュニティではどうも「〜〜コ(子)」「〜〜エ(江)」と語尾変化するもんらしい。小道具の使い捨てジンギスカン鍋が車のホイールみたいだった。

配置を決めて場当たり。17時半から舞台転換要員を担当するトモコさん交えて、音響・照明込みで転換稽古。終えて一息ついた頃、19時半客入れ! イベントなんかで忙しくて本番を見られないレインボーマーチスタッフ向けの公開ゲネプロ、20時開始。

ひゃー、結果的にはどうにかなっちゃいましたよ。出演お二人の力の発揮はもちろんだけど、いきなり転換要員できっちり仕事をしてくれたトモコさん、それに客席からの見守りパワーも大きかった気が。いやーなかなかないシチュエーションに立ち会えて、追っかけ冥利に尽きる事実上の初日だった。

照明オペのほうは、基本明るいまんま、転換でブルー地になりあとは暗転があるくらいなのでどうにか。

ススキノへタクシー移動。今回の公演にもかかわっているカネゴンさん、貫禄系のビアン、のお店、ルミエール横にてビール&軽く食事。さくっと解散。

僕はカプセル・イン札幌泊。カプセルホテル初体験でちとドキドキ。別に息苦しくもないし、よっぽど新宿区四畳半よりも快適かもとか。少なくとも対費用効果的にはノープロブレムやわぁ。ビール買い込んでグビ&バタム。