ますだいっこうのあと@ベルリン

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ヒンドゥー五千回『メキシコの犬』

R社@汐留出張校正。ティップネス中野。下北沢の自然食屋で万能にんにく梅、野草三年番茶フラリ買う。

ヒンドゥー五千回『メキシコの犬』@下北沢OFF・OFFシアターを観る。

一対一なエピソードが、体内時計頼りでいえば15分ワンユニットで並んでた、そんな印象。テイストはカラリとした情緒、かな? 選曲もね。

両サイド客席な、屋根裏部屋セットの質感はじめ、ある意味ムダのない、だからといって「賛辞として」それほどスタイリッシュでもない男優たちの居方っていうのかな、そのへんにはわりと惹かれる。んが。どこか会話が退屈になってきたり、そんなに急に怒鳴るなよと思っちゃうのも事実。なんだろね。もしかしたら、もっと大きな空間で引きで観たいのかもしれない、僕は。あるいは、言葉対体比率をワンノッチ体側にずらしてよ、って超勝手な思い込みを抱いてしまっているのかもしれない。

それでもね、どちらかといえば傍観な立場の旅人役の、久我“サル顔ラブ!”真希人クンが、タバコを吸うラスト一瞬の表情で、全部オッケーだったりするわけで。今回も前向きな意味において“それなり”には堪能しましたー。