ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

『1000 Serpentinen Angst』

ドン曇り。rbb24 Inforadio「Seit 100 Jahren ist die Büste der Nofretete auf der Berliner Museumsinsel」。dlf Kultur Kompressor「Schwarze Ikone: Ab Juni gibt es eine Audre-Lorde-Straße in Berlin」。S42。環状線右回り1/3周ノイケルン駅から徒歩のほうがストレス少なめかも?な気づき。
11時15分ショルツ・オットさんの発音トレーニング@ノイケルン。口舌ウォーミングアップ改めて。ファルク・リヒター『In My Room』からトルコ移民系父親の思い出を息子が語るモノローグ。力んで演じずに読むのとだけど伝えて読むのとの間合いでの戸惑い募り少なからず。微に入り細に入りモードで指摘され続け丸出だめ夫感胃液込み上げはちびっとだけ。徒歩カール・マルクス通り駅/ハレ門駅。ない前提で視線を投げたその先に掘り出し物級な公衆電話しかもボックス型をハント。アメリカ記念図書館。閉架本受け取り。独訳安部公房2冊。U1。徒歩選帝侯通り駅/ポツダム広場駅。ベルリン国立図書館シュタービ・ポツダマーシュトラセ。注文本受け取り。安部公房箱男』1973年刊。S2。味噌汁黒米玄米飯雑炊。ベッド仮眠1時間。S25。ドゥスマン書店立ち読みショート。
19時30分『1000 Serpentinen Angst』@マクシム・ゴーリキー劇場。全席12€上演。〈昨夜の観劇で発券エラーに初遭遇。オンラインで切符を取ったあと、システ側で勝手にキャンセル扱いになってて、別の人がその席を購入。開演数分前の客席で発覚。急遽空席へ案内され、後方からだけど芝居自体はそれなり堪能。カード支払い記録では払戻し等もされてない。まぁ逆宝くじ当選、みたいな?w〉。題名は直訳すれば「千の九十九折りの不安」。原作小説のある、アンゴラ/ドイツ系女性主人公のいわば自分語り芝居。母・祖母と東ドイツの女性3代の時間軸を往来し、彼女の弟やアジア系女性パートナーとの関係も。ってこのあたりの設定はあらかじめ劇評を読んでなかったらお手上げ必至。主人公視点の台詞をその視点の向かう先である人物が言ったり割り台詞だったりのアンサンブル仕立て。淡々と語り続けいわば対立はそういえばでだけどほぼ起こらず。白箱的な舞台美術大枠に巨大なこれも白い土管的オブジェが途中降りてきたり、舞台全面に色抑えめなパターン的映像が頻繁に投影されたり。一方で衣装は各キャラごとに色決めハッキリ。アジア系女性の緑スーツとか。シーン合間ド暗転がっつりめ。これも劇評読んでなければながら理解できなかった演出だけど3世代女性が同空間でそれぞれ各自の時代スタイルでダンスを踊るシーンは美しかった。全体の柔らかな触感/語り口は時折催眠効果高まるもいってみれば静かにでもその底にあるものがジワる的に観れて総体として好きだった。弟くん役俳優のひょろりTシャツ姿とかもね遠目にジュワってた。初演時劇評情報の上演時間約2時間半よりぐっと短くて、どうしてぐっとも?はさておき、発券トラブルあってもとりあえず気持ちよく劇場を出た。エデカ@フリードリヒ通り駅。S2。自己設定目安体重超過承知でチップスヴルストチョコがけオーツ麦クッキーカフェ淫。