ますだいっこうのあと@ベルリン

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「Phantome der Nacht: 100 Jahre Nosferatu」/Wheels『Bye Bye Moon』

曇りまたは小雨。〈早朝バリカン行為。スッキリしないを敢えて受け入れるべくせめて頭髪くらいスッキリしておこう的な〉。『Leben, schreiben, atmen』。鶏肉野菜カレー風煮物がけ玄米飯。〈2人住みシェアハウス台所の、引き出しやら棚上やらに使われず放置されてた大量カトラリー、同居人に念押しし一斉廃棄。スプーン大小62本・フォーク37本・ナイフ31本。大勢招いて食事なんて機会皆無にもかかわらず。引き出しにサイズが微妙に合ってないカトラリートレー2個も[処分]。刃物類は清掃局持ち込み?〉一刀両断の「要らない」って彼の返事と同時湧いた疑問「だったらなんでこれまで放置?」は呑み込んで。“営業運転”並行の冷凍室霜取りタオルおしぼり&木べら刮げ作戦でほぼ完遂。S42。
企画展「Phantome der Nacht: 100 Jahre Nosferatu」@Sammlung Scharf-Gerstenberg。ホラー映画の元祖「ノスフェラトゥ」からテーマをピックアップしての展示。マコヒカさんたち4Rudeが今月末ここのホールでオマージュ作品を上演するのもあって予習的に覗く。ダイジェスト映像がプロジェクションされるかーなり暗め空間に、テーマに関連したシュールレアリスム・怪奇幻想系作品絵画/スケッチ類が並ぶ。都市の暗部/世相/疫病ってあたり。一番“印象的”だったのは佇む看視職員たちのナチュラルなブッキーさかも。常設展示では、マックス・エルンスト『Der Hausengel』とCyprien Gaillardホログラム作品『Der Hausengel』との呼応というか参照関係に釘付け。ナチスに退廃芸術扱いされたエルンストの彩色豊かに描かれた怪物と、それに最新技術で動きをも与えた立体作品化する歴史の連続性みたいなものに、以前別展示で見たときのただの魅了以上の感服。S41S1。通り雨後のいわば寒戻り〈ベルリンにもし立ち食い蕎麦屋があったらカレーうどんを注文したくなる空模様、んな店もちろんないんだけどね、なもんで出前一丁チキンラーメンに昼間たまたま拵えてたカレーを混ぜて啜りましたわ〉。U8U3。
Wheels『Bye Bye Moon: eine Heldinnenreise』@Theaterforum Kreuzberg。統一教会ガールだった子供時代とそこから抜け出しピナ・バウシュからダンス愛・劇場愛へと至る、まだ30代ながら来し方を溌剌とあっけらかんとユーモアたっぷりに語る、リザのほぼソロショー、ティノの伴走/伴奏なので。双方のパパたち筆頭に温かい観客席で鑑賞をまた楽しんだ。
コットブッサトア駅まで歩いた後の荒み地下ホーム電車待ち7分間。U8。REWE City無表情高齢女性レジ経由REWE Beste Wahl Edel Nougat Happenとポテトチップス塩味で深夜カフェ淫。台所遭遇同居人がDDR出身とは初耳。

musik heute:
wer bin ich? (aus "mulan"/deutscher film-soundtrack)