ますだいっこうのあと@ベルリン

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映画『Aşk, Mark ve Ölüm – Liebe, D-Mark und Tod』

曇り。春めき気温。豚肉野菜汁かけ大豆玄米飯。散歩ミッテ線。三月革命175周年で再現されたバリケード見物経由。
S2。豚野菜汁玄米飯雑炊的。映画『Aşk, Mark ve Ölüm – Liebe, D-Mark und Tod』@Sinema Transtopia。館前でひでこさんジャンニと久々バッタリ。トルコ・シリア地震チャリティで、去年のベルリン映画祭以来気になってた映画をやっとこ。こぢんまりしたプログラム館ロビーは、スイーツ類チャリティー販売もやってて混雑なかなか。上映ホール自体は客席にほどよき段差があって見やすい設え。戦後ドイツへ労働力として移民してきたトルコ系、いわゆるガストアルバイター、の60年にわたる大衆音楽史をたどるドキュメンタリー。歴史のおさらいしつつ、トピックスごとミュージシャンや関係者へのインタビューやアーカイブ映像で展開するフォーマットは定番ながら、主役はなにせ、移民たちが持ち込んできて、厳しい労働環境へのプロテストだったり非ドイツ系としての娯楽だったりの歌謡だもんで、知らない身にも好奇心マンマン&シンプルに心躍るシーン連続。演出的にちゃめっ気ある撮りよう/つなぎようと、前のめりな周囲の反応もあいまって、かなり楽しめた日曜宵。