ますだいっこうのあと@ベルリン

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オーディション/She She Pop『Oratorium』

台詞練習歩き兼ねシュパーカッセ銀行。玄米飯炊き。15時30分オーディション〈20〜60代15人が、移動日含め9日間のCM撮影@キエフ。ギャラ1日600ユーロって最下層には顎が外れそうな案件。当然オーディションがあって、美形・ビジュアル系メインな事務所経由なんで、選ばれるとしても超まぐれ想定。それでもまあ、ものは試しってことで〉〈あ、あくまでオーディションを経て選ばれたらの話ですからね。かつ僕らのギャラは半額計算の移動日と、最大2日の撮影日だけみたいです。それでも滞在自体は9日間っていう、やや不思議な案件〉。会場は申し込みするも受け入れ断られたエージェント併設スタジオでことは時間通り進行中、長々しい書類埋めるか埋めないかなうち写真撮影・ビデオ前で自己紹介←カタカナ英語全開&リアクション演技&グループ演技、自己失笑モードである意味あるがまま立ち。終了後同枠だった知人タクさんと雑談少々。アメリカ記念図書館『Nicht jeder Fleck muss weg』。ハレシャストア駅でれんさんからチケット譲渡。昔は一律2ユーロだったのが種類によっては2.5もしくはとうとう3ユーロに値上がりしてた行列ができるケバブ屋向かいのピザ屋。
She She Pop『Oratorium: Kollektive Andacht zu einem wohlgehüteten Geheimnis』@HAU2。投影される指示&台詞を観客が言わされるシュプレヒコールだけがまずあって、それは上演中も続く。全員から次第に条件付きになっていき社会的立場などで区分されていく。やがてパフォーマー群、多様性に配慮しました感あり、が儀式よろしく煌びやかな旗を振り登場。トランペットとシロフォンのミュージシャンも控えて、さまざまなフォーメンションの棒立ちで会話じゃなくテキストを発する系。はためく旗が着られるようになってて衣装にもなるしかけはナルヘソ。中身は例えば家賃高騰など現在形社会的テーマを点々としてシーン展開、客席から登場する人物が自らの体験を話し[ているかのような演出だっ]たりもする。演劇はどうあるべきか的な根源問いかけへの答え、のある形、でもあるんだろうし、いわばシュプレヒコールによる観客参加型なのもまぁ面白がれたし、ではあるが、うぅむ全体ではねぇ、超雑まとめな解体的構成のその先までは視えず或いは解体的構成から立ち上がるものが内までは響かず。