ますだいっこうのあと@ベルリン

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"AN: Kirschblueten und rote Bohnen"

やっとの思いで階段掃除、雪のせいで泥砂利多し。書店Do You Read Me?でゲイ・アート系雑誌、これとかこれとか、踏み台上で立ち読み。映画『あん』@ハッケシェヘーフェ・キノ3、複合建物群の上階へ階段で辿り着く映画館は開映まで気兼ねなく時間潰しできるサロン風も。独題は『Kirschblueten und rote Bohnen』直直訳すると「桜の花と赤い豆」、吹き替え上映が多いなか当然日本語+独語字幕にて。東京のしかも西武線沿線の踏切やら護岸工事済み河川の桜やらで想定以上に日本体感どころか新宿区上落合な体感で、単純に悶える、そのうち小豆や餡がスクリーンいっぱいに映し出されるに至ってはフードテロ。の大好物甘味エア頬張りとともに、樹木希林の頃合いよく圧の抜けた台詞・居方を玩味。独語メディアで取り上げられてたので知った作品で記事等も読んでいたから展開自体はざっくりいえば想定内。真っ直ぐな視線は、初見ながらこの監督ならではなのかなぁ、ちょっと興味あるなぁ、と。日本語でだからか、ところどころ描き過ぎな気もしつつ、暗闇のなかで忘れかけてた言葉をいっぱい受け取ることができて、2014年のベルリン映画祭作品以来の映画館で観る邦画、は、結果的にとてもありがたい時間でありました。字幕と台詞が対照できて、そっかーそうなるかーという愉しみもできたしね。
雨触れ舗道をゼネフェルダープラッツ駅まで歩きLPGパン買い経由、早め到着のゲイ・ヨガ。講師アブドゥルの人当たりが誰か知り合いに似てると感じてたのはタックさんだった!今日も参加者ギッシリで体ミッチリ。頭を下げた体勢でだがしかし気持悪くなりやすいのが難だわ個人的な。