ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

geil, dass ich erst mal im kozert beethovens symphonie nr. 9 gehoert habe.[ベルリン2015]

混合豆黒米糯米ミックス玄米飯諸事情で普段以上に甘美味しく炊け軽く食べ過ぎ。午後一覧的作成。文房具調達後ザマリータシュトラセ界隈少し遠回り、つるぴかモールオブベルリン地下スーパー店頭イートインでコーヒーと『屠畜場の聖ヨハンナ』飛ばし読み。
ベルリン・フィルハーモニーでダニエル&アメリカン友人女性と合流。福島チャリティのコンサートでベートーベンの第九など、荒谷俊治指揮ライプチヒ交響楽団で聴く。恥ずかしながら生まれて初めてのナマ交響楽しかも舞台寄り席、だもんで演奏者の仕種や小さな表情につい見入ってしまう。特に一番左端ちょい高段に2人きりで座ってた男女バイオリニストが、演奏中も微妙にアイコンタクト等したり、短い合間にも後方の合唱団らを見やったりするのに興味。『光のない。』の超うっすら設定が第1&第2バイオリン奏者の会話だったりするので、このフルオーケストラが指揮下粛々演奏するそのただ中であの台詞が繰り広げられたらどうなるだろうという妄想も。とは別に、普段いかにスピーカーからの音に耳が甘やかされ鈍らされているかにも思い至ったり。半ばで登板後しばし待機していたソリスト4人、豊満アジアン真っ赤なドレスフリル付き・すらっとヨーロピアン黒ワンピース・高齢おじさま・片足前出し反り気味体勢の髭歌手、が、第4楽章で一斉に歌い出した瞬間、てんでにてんでの高い低い声でかんらからから滔々ずぞーんと声がまさに鳴りした瞬間は、ものっそい魂消た。初めて入る建物内ホワイエなどもホール内自体も複雑&周到な20世紀の機能美といった設えでいろいろ口半開き。