ますだいっこうのあと@ベルリン

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映画エキストラ初仕事[ベルリン2014]

早朝の空にぽっかり半月こないだ満月だったのがもう、明けて快晴。映画エキストラ初仕事。集合場所へ向かう途中道を聞かれた年上女性イングリッドも同様で一日親しくお喋り。駐車場のテントで登録・衣装を着る。子役からおじいさんおばさんまで、衣装メイクこしらえた姿だけでも古き佳き時代感。用意整ったところで、大型バスでロケ現場の待機所へ移動。イタリアン・レストラン店ごと借り切ってた。しばらくしていよいよロケ現場へ。袋小路ぽくなった緩やかな坂のある石畳の通りで、建物も古典的な壮麗さ、クラシックカーも集まってる、もともと電柱などないし、看板類をデコレーションするだけで、戦前のベルリンができあがっちゃうのは素晴らしい、僕らエキストラもいわばそのセットの一部なわけだけど。30人くらい?の総勢で外見的非欧米系は、いわゆる浅黒い顔の男女に、アジア系の僕と中国出身女性ユキのみ。軍系エキストラや子役のアーリアルックスにはドキドキしたわ。僕は地図を片手に歩いて花売りのおばさんに道を聞く、という設定で2ショット。あとずっと外見的な理由から登板なし。4時頃いったん集合場所にバスで戻って、カレー味炊込みご飯wのランチ。日が暮れてからは散水車で道を濡らし、日本だと夜間工事現場にあるようなバルーン型の大型照明に照らされたシーンで、ユキとたぶん画面真ん中あたりから通りを横切る設定で。そんなこんなで9時入り22時終。国際製作の歴史映画なのでスタッフワークの手厚さはかなり上級なんだと思う。しかも天気よかったから待ち時間も歩道に腰かけてぼっとしてるだけでも気持ちよかったし、長丁場とはいえ察するにエキストラ現場としてはかなりよいコンディションの初日だったと思う、ありがたやー。
Sバーンが信号ケーブル炎上事件との絡みでか一部区間で本数激減でえんえん待ち、ヘンにお腹がすいてリヒテンベルク駅ホーム売店でカリーブルスト&フライドポテト+マヨネーズ。