ますだいっこうのあと@ベルリン

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テアターハウス・ミッテ「サマーズ・エンド」[ベルリン2014]

10月からの部屋探し結講メール出してのやっと内見第1号@ノイケルン。5階の明るい広めの住居そのものはまったく文句なしだけど何点かでこちらから辞退予定。バスM41、アメリカ記念図書館、空腹でLPGマーケットに入ったら土曜も食堂営業でふらふらラザニア的を、U6、コリアンマーケット麺類豆腐韓国海苔、一旦帰宅。
「サマーズ・エンド」@テアターハウス・ミッテ。元学校建築を転用した稽古場運営を主とした特にフリーシーンのアート支援組織、って書くとなんだか固いけど、の晩夏フェスティバル。ここを利用する個人やグループが短めのパフォーマンスを各室や屋外ステージで無料披露するのを中心に、展示やら飲食諸々やらがあって、そんなでいろんな人と会ったりで、まあつまりは素敵にワイガヤでw。
Michael Enslein『Schau mich bitte so dumm verliebt an』:ここで上演された作品の男女2人による抜粋リーディング、ちょっとした照明とカフェテーブル、背にしたランダムに貼ったポスターだけで、ちゃんとちっちゃな《劇場》になってるのに心躍る。『Life and the suitcases in between』:知り合いでもあるエレナダニエルのデュオ。並んだスーツケースに入った二人が探り探り中から手を伸ばし外へ出て相見える(ノンケw)幸福濃度高めダンス、微笑ましかった。屋外ステージで酒入りアヤカちゃんとちょっとお喋り、ちょうどやってたアクロバティックなボディ・ペインティングは全身すでにペインティッドじゃんとケラケラ笑う。weristjack『Urban Nomade Online Symphonie』:地下の倉庫で上演される15人限定の15分短編。オンライン出会い系にまつわるシーンを無理繰り押し込んだみたいなピアノやウクレレの演奏も交えてコミカルに描く、終わりまでキッチリ演出されていて流石の鮮やかさ。知り合いのInk Agopの屋外映像インスタレーション:建物裏側が緑の庭なのに今日初めて気づいて、しかも赤白ストライプのサーカステントが常設、その隣の大木に吊り下がった回転オブジェに投映される人型映像+モーター音。訪れる人少なめの宵に眺めているとどこやらかへかどわかされそうな気配、映像はタイで撮影とか言われるとすっかり『ブンミおじさん』だったわ。Theater Nebel Brutal『Arbeit und Wahn - oder eine Hure Namens Geld』:冷たく棒立ちして台詞を吐く男優2名と背後で書類ファイルをあたふたし続ける男性、力尽きて倒れた男性と映像で交替で何だか怒ってる人々、再登場した男優2名のキス含めグロテスクな戯画的動く、空間暗め若干の汗臭さすら込みでネガティブな瞬発力なシーンだった。映像音響照明客入れなどすべて3人きりで切り盛りしてて、これはこれでありよねぇな共感。タイムテーブルは24時までまだあって日付変わってパーティとあったんだけど、さすがに23時前にさくっと撤収。ガビはじめ関係各位ありがとうさんでした!