ますだいっこうのあと@ベルリン

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ボリス・シャルマッツ『Aatt enen tionon』[ベルリン2014]

ikkomasuda2014-07-07

課題作文2本、けーくんと深長チャット、階段掃除。 
ボリス・シャルマッツ『Aatt enen tionon』@St. Agnes。知人と合流わちゃわちゃお喋り、ピチェ・クランチェンさりげなく紛れ込んでるわ、銀髪のイケメンにハロー言われンどこかで会ったっけ?だわ。
この作品は1998年だかに新宿で観ていて、演出で下半身露出だったのを諸般事情からパンツを穿かせたという若干曰く付きだった。なもんで15年越しのいわばリベンジというか答え合わせというかな気分が正直。2段イントレの3床面は板材+球体照明3、ダンサーは各階に1人ずつ下から男男女、開場するとすでにジャージでウォーミングアップしている、観客は適宜取り囲んで観るかたち。やおら脱いで白Tシャツのみ下半身露出で始まる。タイトルのように「アーーーーーー」など息続くかぎりの嗄れ声でいくつか区切られたシークエンス、明暗が多少変化。ざっくり言えば、踊りだしは上下階でユニゾンだけどその後バラける的な振り。床に身をガン!叩き付ける、のけ反る、あるいはゆっくり胴体を屈げ視線は性器を凝視するような定まらない視線でって一瞬も。個人的にはシンクロして身を捩りたくなった。Tシャツで下半身露出は性器出してます意図が全裸より明確なのかもしれないけれど、同行の異性愛知人がツイートしていた嫌悪も親和も特には抱かず、とはいえ振りと相まって生々しく脆い身体だがさあさて的なニュアンスや提起は勝手に読み取って、固唾鑑賞。1996年初演とあるからいろんな解答例はすでに出てるんだろうけどねー。
ハレシャストアー界隈インビスで、由佳さん浜近くん巫女ダンサーさんとお喋り、閉店で自動的に解散。帰りのU1でこの住所はどこか?とか夜遊び戻りの終電は何時まであるか?とか続けざまに質問された。