ますだいっこうのあと@ベルリン

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劇団ランバザンバ『モンゴポリス』[ベルリン2014]

〈知人に付き添って飲食店で働くための講習へ。日本の運転免許更新みたいな形式だけど、受付以下、知人の心配どおりドイツ語対応なので、僕は言語ヘルパーw。小さな小さな人助けができて嬉しかったわん。日本食レストランでの仕事、がんばれー若者!〉。彼が予約してた回はギリギリで遅刻、小1時間待ちに役所最寄り駅Fehrbelliner Platz地下のインビスで軽くカフェ淫して近況お喋りもよき気分転換。
劇団ランバザンバ Theter RambaZambe『Mongopolis - Fisch oder Ente』@Kulturbrauereiダウン症の人たちを中心に活動する劇団。題名がなんでモンゴル?と疑問だったのだけど、「蒙古人症」「蒙古痴呆症」など過去の病名をあえてもじった様子。近未来の“完全なるもの”を希求する社会を、どこかグロテスクだったり暗黒レビューだったりしつつも、その一方でどこかあっけらかんと手作り感たっぷりに描き&繰り広げて、そのやや直球な風刺には時にだじろいだ芝居でした。ラストの魚のボードを持って泳ぐさまを動きで表現するシーンは、すんごくアイデア的にはシンプルながら、生き生きした姿が強く印象に残りました。あと台本がそうなってたのかもしれないけれどある場面で「sterben(死ぬ)」という単語を口にするたび台詞をかむ女優さんがいて、言霊みたいなことも思ったり。
帰宅直後に同居人リョウくんモスクワ経由帰国、諸事情説明しておく。