ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

黒沢美香『Wave』『距離』

D社ガイド本中国西南校正、発送。紙類整理。〈黒沢美香『WAVE』『距離』[「船を眺める」より@日暮里d-倉庫。]ミニマル加担犯ならではな、前後歩き反復からジワリぴくりツツツツーキリッな美香節混入、不愛想顔に少女をキラリ垣間見せる一瞬配合な周波に固唾。後半は斜め動線で饒舌な無言やや多めに踊る。最後流れたエレキ曲の売り惜しみ的粒立ちなど、舌舐めずり&反芻必至な一夜〉〈アンド昨夜はJR日暮里駅南口改札出るなり、眼前歩く捩子ぴじんクンにバッタリ!純正坊主頭真っ直ぐ目線夏服姿+持ち物iPhoneと文庫本だけの身軽さでヒュンヒュンしまくり!劇場近くまでナビりつつ少々おしゃべり幸福度大w。帰途山手線でも稽古後の流山児(事)伊藤弘子さんとバッタリしたしね〉
当日パンフ抜粋:「私はミニマルの偏った素直さ潔さに出会うと津々が覚醒するのです。[…]もしなにか自慢できるとしたら、まだ私がミニマル信者ということです。ミニマルアートが時代的なものや流行ではなく、運命や性格のようにそこから離れられないのです。」(2011年12月記)「『ミニマル』の無意味さには、それまであったグロテスクやエロティシズムやカルトも幻想もなく、食べたことのない食材に直面したように戸惑った。しかしこの愚直は虜になる。ここまで気のきかない正直には平伏して、とうとう『ミニマル』運動加担犯としてダンスした。以後29年間、わたしは今だ生まじめな『ミニマル』信者である。[…]一番に尊ぶ作業を丁寧に溶かして、過去も未来も抱いてあたかもあかるい。」(【ミニマルダンス計画決意文】)
メモ書き入力:思ったより踊ってたね、美香節配合だったね、例によって無愛想だったね、で、も、しっかりダダイストだったね、ソロ以前に《ソロ》である存在と場を同じくする安堵と緊張の綯い交ぜ←先読み不可な。