『フランシス・ベーコン』展＠東京国立近代美術館。音に引かれてショートカット通路から、ベーコンの身体イメージで歪み続けるフォーサイスの映像インスタレーションを早々に見て、ぐっと近まった気分で、順路逆行見学。会場解説には書かれていない、とはいえ「（ジョージ・）ダイアはベーコンの恋人でした」という読めば分かるくだりはあり、同性愛者でもあるベーコンとしても、視る。いちいち突っ込みながらw視る。平面と立体が同居する奇妙さ、肉塊感、体を同期させて歪な向きに捩ったり振ったりしたくなる“身体性”、実存の不安系、などなど噛み締め噛み締め、おもしろがって鑑賞。解説のある意味敷居の低さと『愛の悪魔』上映会＋ミニレクチャーも助けになったわ。かなり勝手にイメージ吸収ちゅるるるる。常設展、題名にウケた「ゆがむ人」はその中の特集展示室なだけでした、も、ざらっと辿る。
内堀通り九段下まで歩き、迷ってスタバカフェ淫。独語自習。sitzen/setzen、liegen/legenのどっちがどっち問題が、haegen・stehen/stellen巻き込んで見事クリアに。
