ますだいっこうのあと@ベルリン

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『走れゴスポディン』/足田メロウ展オープニング・パフォーマンス

曇天のせいか結果ゆっくり起き。茗荷いっぱい、入れ過ぎ?味噌汁。
ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ『走れゴスポディン』@赤坂ドイツ文化会館ホール。リーディングとはいえ、映像SEも織り交ぜ、ある意味実際に舞台化するには大変なシーン、例えば街を走り回るとか、もある戯曲なので、朗読で自由に想像を働かせるのもそれはそれでありかしらと。資本主義の社会に怒りまくるキャラ・ゴスポディンを担当した金世一は瞬間湯沸かし器系爆発力に惚れ。一部観客から指摘されたコリアンないわゆる日本語訛りはノープロブレム、むしろ《伝わる》気すらした。リーディング100分に原語一部抜粋朗読・トークと興奮気味に楽しんだ。ベルリンで会ったきりになってた演出・中野志朗さんにご挨拶。
ブック246、青山ツインタワー根本の涼風抜けるウッドデッキで『愛と憎しみの新宿』。
足田メロウ展『メロウ・トーン』オープニング・スペシャル・パフォーマンス@南青山ニュートロン・トーキョー。愛しの詩人カワグチタケシさん目当てだったけど、共演者に木村英一さんがいて嬌声。その昔静岡のダンスコンクールで一緒だったモノクローム・サーカスで活動していたネコ科ダンサー。ええええキャーキャー言ってましたがな。嬉しき再会。
パフォーマンスそのものは読み、triolaの弦楽二重奏、踊りに、ライブ・ペインティングがプロジェクターで投影されるスタイル。これらが混じり合い、声と音、動きと響き、色と形と時間とが、連動したり別々だったりして、白箱の展示空間を満たす。ゆったりふわり幸福な1時間でした。あ、作品自体は抽象的な形と色の絶妙さ、みたいな作風のに惹かれましただ。
知合いが二人いるのをいいことにずうずうしく打ち上げに参加。といっても近くの神宮外苑・歩道横の腰掛け石を囲み、コンビニ調達アルコール&関西風にいえばアテでの外呑み。リラックス感・京都弁会話の脱力感・夜風と満月手前の月・木村くんとの来し方トーク…とゲロルシュタイナーでもまったり“酔った”。深謝合掌。